企業のプロモーションや広報活動の一環として、インスタグラムを活用する企業も多いのではないでしょうか?
しかし、実際に運用してみると、なかなかフォロワーが増えなかったり、よいリアクションがもらえなかったりすることも多いと思います。そのため、他の業務との両立はなかなか骨が折れるものです。
本記事では、インスタグラム運用のコツを紹介します。企業アカウントの運用に悩んでいる担当者の方はぜひ参考にしてみてください。
企業のインスタグラム運用はなぜ重要?
最初になぜ企業のインスタグラム運用が重要視されるのか、その理由を説明します。
インスタグラムで検索する時代
インターネットが普及してからは、多くの人がGoogleやYahoo!などの検索エンジンを活用して必要な情報を集めていました。しかし、近年は個人が自由に発信できるSNSが人気を集め、知人はもちろん有名人や企業とも簡単に繋がれるようになっています。
消費者の多くはテレビや新聞だけでなく、ネットやSNSからも情報を得るようになりました。さらに、商品やサービスの購入を決める場合にも、テレビのCMや広告だけでなく、SNS上の知人や有名人がシェアする口コミ情報等を重視するようになったのです。またインスタグラムではハッシュタグで世界観や、ライフステージが表しやすいこともあり、著名人ではなくともその分野で知見の多い方の意見を参考にしやすいといった特徴もあります。
購入を促す広告をあまり好ましく思っていなかった人たちにとっては、知人や芸能人が紹介する情報のほうが、高い信頼性を感じられるでしょう。実際、お店を探すときなども、検索エンジンだけではなくインスタグラムで検索する人が増えています。
80%のユーザーが企業アカウントを見ている
2018年のIPSOS「プロジェクトInstaglam」国内ユーザー調査によると、インスタグラムを利用しているユーザーの80%が企業アカウントをフォローしているそうです。この割合は、インフルエンサーや芸能人のアカウントと同じくらい企業アカウントが閲覧されていることを意味します。
テレビや街中で自然と目に入ってくる情報よりも、インスタグラムで企業アカウントをフォローすることで得られる情報の方が、信頼性が高いと考える消費者が増えてきた証ともいえるでしょう。
インスタグラムの運用ノウハウ3つ
インスタグラムを運用を始めるうえで、まず大事にしたいノウハウを3つ紹介します。インスタグラムの特性を意識し、運用していくことで成果も高めやすくなります。
興味関心とコミュニケーション
インスタグラムは「コンテンツへの関心の高さ」と「アカウント同士の繋がり度の高さ」を重要視しており、この2つにつながる行動をシグナルとして計測しアルゴリズムに利用していることを公表しています。この2つのシグナルを意識しながら投稿することにより、多くのリーチが得られることになります。
単純に言い換えると、「コンテンツへの関心の高さ」は、「興味関心の相違度」に近く、閲覧する方の関心のあることと投稿内容が合っていること。「アカウント同士の繋がり度の高さ」は「会話量」に近く、いいねやコメント、保存などコミュニケーションを頻繁に取っているアカウントのほうが高く評価され、フィードやタグ検索画面などに表示されやすくなります。この2つの指標を意識し、投稿内容を決めたり、コミュニケーションをとることでアカウントの成長に繋がります。
ターゲットとテーマを決める
次に、どんな人に知ってもらいたいかというターゲットを明確にし、そのターゲットに対してどんな情報を提供するかというテーマを決めることが大切です。
例えば、子ども向けのおもちゃの購入に結び付けることを目的として、実際に商品を購入する親に向けて発信したい場合には、テーマは親目線で子どもに関係すること、ターゲットは子どもがいる両親になります。一方、20~30代の女性を化粧品の購入に結び付けたいのであれば、競合も多い市場になりますので、コスメでもプチプラ系か、デパコス系かなどより具体的なカテゴリーに絞り込めると望ましいです。ターゲットについても20代〜30代女性から一歩踏み込んで、普段から美容に関心の高い方なのか、それともナチュラル系のファッションをしている人に訴求したいのかなどより詳細にターゲット設定をすることで、投稿内容で差別化しやすくなります。
このようにターゲットとテーマを明確化することで、何をどのように発信するべきかが定まりやすくなります。。
ターゲットに見つけてもらう
設定したターゲットに見つけてもらうために、重要になるのが投稿時のハッシュタグの選定です。インスタグラムでは、ツィッターのようにリツィートされ拡散につながるような機能が無いため、タグ検索して能動的に情報を探している人に見つけて貰うことがとても大切な意味を持ちます。また趣味の合う人とのつながりの場として活用している方も多いため、知ってもらいたいアカウントの投稿に対して、いいねやコメントしてみることで知られるきっかけにもなります。
AISIGHTでインスタグラム運用の効率アップ
インスタグラム版SEO分析ツール「AISIGHT」は、上記で述べたインスタグラム運用ノウハウを押さえた運用効率をアップさせてくれる機能が備わっています。インサイト以上のリッチなデータや投稿データの比較など効果検証し次の投稿に活かす機能が充実しています。
フォロワーとトレンドを把握
フォロワーの興味関心やどのトレンドが分析できます。興味関心とコミュニケーションを大切にするインスタグラムにおいて重要な指標となります。テーマやターゲットとして決めて投稿を行なっていく中で、実際にフォローしてくれた方が普段どんなことに興味を持っている方なのかが把握できるので、この指標をもとに次の投稿テーマを決めていくことができます。
人気投稿に載るハッシュタグをレコメンド
人気投稿に載りやすいハッシュタグを、関連するハッシュタグと合わせて紹介する機能で、掲載確率やハッシュタグ選びの際にいくつかの指標と合わせて表示されるので選ぶだけで最適なハッシュタグを活用することができます。ターゲットに対するリーチが伸ばしやすいハッシュタグ選びが容易で、ハッシュタグ調査の手間も省きながら最適なハッシュタグ運用が可能になります。
データを可視化し効果検証
運用分析だけでなく改善までの発見を得るには、単純に数値が把握できるだけでなく、反応が良かった投稿が他と比べて何が良かったのかなどの気付きが得やすいことが大切です。AISIGHTでは、エクセルと同じような操作方法で各指標ごとにソートして、投稿毎の成果を把握しやすい分析が可能になる表示変更機能や、投稿ごとに使用したハッシュタグと成果を比較し、ハッシュタグの成果をチューニングに活用する比較機能など、リッチな分析を簡単に行うことができます。
また、フォロワーの投稿内容やエンゲージメント率も分析できますので、仕事を依頼したいインフルエンサーを選ぶときにも役立ちます。
インスタグラム運用ならAISIGHT
企業ブランディングに重要な役割を担うインスタグラム。そのインスタグラムでターゲットにリーチを拡大させ、多くのフォローを得るためには、きめ細かい運用の実施が必須です。
しかし、重要だとわかっていても時間や労力をかける余裕がないという企業アカウント運用担当者の方は、ぜひAISIGHTの利用を検討してみてください。インスタグラム運用を効率化し、多くのフォロワーを獲得するお手伝いができるでしょう。