お客様情報
会社名 | 西川株式会社 |
所在地 | 〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町8-8 |
業種 | 繊維製品の製造、加工、売買、輸出入(寝具・寝装品、タオル、インテリア用品、ベビー用品) |
URL | https://www.nishikawa1566.com/ |
公式Instagramのアカウント運用に注力されている中で、オーガニック投稿とは別に効率的にインフルエンサー活用を実践していらっしゃる、布団の製造から販売を展開されている西川株式会社さまにMATCH ENCERをご導入いただきました。
今回は、営業企画部 営業戦略グループ デジタル戦略担当の長尾さつき様にMATCH ENCER導入の狙いや、今後の展望についてお話しを伺いました。
インタビュアー:AIQ株式会社 吉岡真宏
吉岡:
この度はインフルエンサーマーケティング最適化ツール「MATCH ENCER」をご導入いただきありがとうございます!ぜひインタビューをさせてください!
まず最初に、貴社の概要や長尾様の担当領域など教えていただけますでしょうか。
長尾様:
西川株式会社は布団の製造と販売をメインとしている会社です。
製造から卸しまで行っていて、基本的にはBtoBtoCのビジネスモデルなので、百貨店様や専門店様、量販店様に商品を卸して販売してもらうことが主な販売経路です。
最近ですと、オンラインサイトでの販売も強化しております。
私の担当領域としては、コーポレートサイトやオウンドメディアの運営や、SNS(Instagram/Facebook/Twitter)の企画/運用を任されています。
吉岡:
ありがとうございます!
SNSに限らず、様々な領域をご担当されていらっしゃるのですね。そんな中で、インフルエンサーマーケティングに取り組まれている背景などを教えていただけますでしょうか。
長尾様:
最近ようやく、公式Instagramの企画や運用の基盤が整ってきたかなと思っています。投稿やクリエイティブの企画など、どのように進めていくかが明確になってきました。
そんな中で、同じような投稿を繰り返していても、フォロワーの皆さまや、弊社のファンの皆さまに飽きられてしまうことを危惧していて、何か変化をしていかなければならないと考え、インフルエンサーマーケティングやアンバサダーの活用に注力していきました。
▲西川株式会社 公式Instagramアカウント
吉岡:
なるほど。具体的にはインフルエンサーやアンバサダーを活用してどのような施策を行なっているのでしょうか?
長尾様:
施策としては、弊社の売り出したい商品をインテリアの投稿をされている方、西川と親和性の高そうな方々にギフティングをして、使い心地や感想をPR投稿として発信してもらっています。この投稿が所謂口コミのような役割を果たしてくれていて、その方々を通してフォロワーさんや、まだ弊社の商品のことを知らないお客様に良い形で情報を届けられていると思っています。
また、PR投稿の結果でエンゲージメントが高かった投稿に関しては、二次利用をさせていただき、自社の公式アカウントでも投稿に活用しています。通常のオーガニック投稿が続くと、エンゲージメントが低下してくるので、間にアンバサダーさんの投稿をリポストしたり、投稿画像を口コミのような見せ方にするなど、常に飽きさせない工夫をしていきたいです。
吉岡:
フォロワーさんを楽しませる工夫を考えていらっしゃるのが素敵ですね!他にも行なっている施策があれば教えていただけますでしょうか?
長尾様:
その他でいうと、自社のオーガニック投稿で使う写真の撮影のために、ご自宅をお貸しいただける方をInstagramで探して、実際にお部屋にお邪魔して商品の撮影をしたりしています。
これは、お客様の使用環境により近い場所で撮影をしたい、という狙いから行なっているもので、あまりに綺麗なお部屋や背景だと、生活感がなさすぎてイメージがしづらいのではないかと思っています。その課題を解決するために、インフルエンサーやアンバサダーの方にお部屋をお借りして、自社の商品を持っていき撮影を行なっています。また、そこでインフルエンサーの方にも撮影をしていただき、PR投稿していただくなど副次的なメリットもあるなと感じています。
この施策に関しては、ギフティングだけで実現できることもありますし、報酬をお支払いすることもあり、さまざまです。
吉岡:
なるほど。投稿を見てくれるユーザー様に少しでも伝わりやすくなるような工夫を色々とされていらっしゃるのですね!
そのような中で、弊社の「MATCH ENCER」をご導入いただきましたが、どのような狙いがあったのでしょうか?
長尾様:
今までは、外部のパートナー様からインフルエンサーやアンバサダー候補の人を提案してもらい、その中から選ぶことが多かったのですが、SNS担当である以上、自分でキャスティングをしていきたいという思いと、西川社員であるからこそ分かる、西川と親和性が高いであろう方を自分自身で見つけていきたいと思ったのがきっかけでした。
その後、Instagram上でハッシュタグ検索を行い、自分たちでアンバサダー候補を見つけてDMをしてキャスティングをしようと試みたのですが、検索から自社の商品のイメージに合う人を見つけるのが至難の業でなかなかうまくいかず・・・。何か良い方法がないかなと探している時に、「MATCH ENCER」と出会い、これだ!と思いました。
かなり苦労した自社の商品と親和性が高い人を探す手間が大幅にカットされ、そこからDMでキャスティングの依頼を行なっています。また、親和性が高いかどうかも、インフルエンサー自身の興味関心はもちろんのこと、フォロワーの興味関心もワードクラウドで確認ができるので、フォロワーの質まで確認した上でPRの依頼をするかどうかの判断ができています。
さらに、特定のInstagramアカウントに親和性が高いインフルエンサーを探せる機能が追加されたようなので、「過去起用して効果が良かったインフルエンサーさんと親和性が高い人」などの軸でも今後は探していければと思っています。
▲「MATCH ENCER」のプロファイリングAIによるデータの可視化の例
吉岡:
ありがとうございます!最後に、「MATCH ENCER」を活用して今後実現したいことがあれば教えていただけますでしょうか?
長尾:
はい、今実現を目指しているのは、西川の認定アンバサダーチームを作っていくことです。そのために、まずは「MATCH ENCER」を使ったダイレクトキャスティングでインフルエンサーさんのPR投稿を増やしていき、投稿のエンゲージメントが高かった方をアンバサダーにしていくことを行なっていきます。
アンバサダーの方にご活躍いただく場はSNSだけではなく、弊社が運営しているオウンドメディアとコミュニティサイト(眠りのレシピ、タオルト、みんなの眠ラボ)にも出演いただくなど、チャネルを横断した施策につなげていければと考えています。
その中でも「みんなの眠ラボ」は、眠りに特化した西川のコミュニティサイトで、会員数が4,000人を超える大きなコミュニティになっています。ここで会員様向けのコンテンツとしてアンバサダーの方にゲスト出演していただくなどして、新規会員の獲得にもつなげられるのではないかと思っており、ワクワクしています!
吉岡:
ありがとうございます!僕も眠りの質に悩みがあるので、「みんなの眠ラボ」コミュニティに会員登録させていただきます!
それでは、本日は以上となります。貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!