お客様情報
会社名 | 株式会社エアークローゼット |
所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル5F |
業種 | インターネットを活用したファッションレンタルサービスなど |
URL | https://corp.air-closet.com/ |
ファッションレンタルを主軸にした複数の事業を展開されていく中、スピード感を持って事業を成長させていくために、インフルエンサーの活用に着目。最適なインフルエンサーマーケティングを実現するべく、株式会社エアークローゼット様にMATCH ENCERをご導入いただきました。
今回は、執行役員 社長室長・マーケティンググループ長の石川さまにインフルエンサー活用の狙い、MATCH ENCER導入の背景などお話しを伺いました。
インタビュアー:AIQ株式会社 吉岡真宏
吉岡:石川さま、本日はインタビューの機会をいただきましてありがとうございます!
まず初めに、貴社の概要についてお伺いできますでしょうか?
石川さま:はい、ありがとうございます。株式会社エアークローゼットは、「“ワクワク”が空気のようにあたりまえになる世界へ」というビジョンのもと、事業を展開しています。ワクワクするようなライフスタイルを世の中に作っていきたいという想いで会社を運営しており、その中でも特に注力しているサービスが、月額制のファッションレンタルサービス「airCloset」になります。
吉岡:ありがとうございます!月額制のファッションレンタルサービス「airCloset」について、さらに詳しく教えていただけますでしょうか?
石川さま:はい、「airCloset」はサービス開始から6年半ほど経っており、無料会員も含めた累計の登録会員数は60万人を超えております。サービス開始当時は、「普段着をレンタルで借りる」という文化が全く浸透していない状況だったのですが、今ではおかげさまで多くのお客様にご利用いただいております。
ただ、サービス開始当時からお客様に提供したい価値というのは変わっておらず、「忙しい女性の方々にファッションとの良い出会いを創出したい」という想いで今でもサービスを提供しています。
弊社としては、「レンタル」や「パーソナルスタイリング」というものは手段でしかなく、第三者からお洋服を勧めてもらうことで初めてのファッションとの出会いを創出し、ワクワクするような体験を提供していきたい、というのがサービスを続けている理由です。
吉岡:詳細に教えていただきありがとうございます!
ちなみに、貴社で色々な集客や認知施策を実施されていると思いますが、各チャネルの中でInstagramの役割や重要性はどのようにお考えでしょうか?
石川さま:はい、弊社としてもSNSアカウントの運用は非常に重要視していまして、その中でもInstagramの運用はこの2年ほどでかなり強化をしてきました。当然、ファッションと相性の良い媒体でもありますし、新規・既存問わず、お客様とのタッチポイントを作っていく上では非常に重要な場所となっています。
Instagramの企業アカウントでの発信が、一つのオウンドメディアの役割を果たしてくれており、またお客様が情報収集する部分でもInstagramが非常に強くなってきているので、多くの方と接点を持つ意味で一種のCRMチャネルという捉え方をしています。
吉岡:ありがとうございます!そんな中で今回MATCH ENCERをご導入いただきましたが、インフルエンサーの活用に関して、どのようなメリットがあるとお考えでしょうか?
石川さま:弊社のサービスである月額制のファッションレンタルサービスが浸透してきたとはいえ、まだまだ存在自体を知らない方が多くいらっしゃいます。新しい部類に入るこのサービスが選択肢としてすごく有効なんだよ、ということを発信してくれる方が増えることで安心感につながると考えています。
さらに、ファンマーケティングやアンバサダーマーケティングでは投稿者の方の「airCloset」への熱量というのがすごく重要なので、そういったお客様に我々からコミュニケーションを取らせていただいて、投稿をご紹介させていただいたりすることで、更にファンの方の熱量を上げていき、それが横に伝播していくと、すごく嬉しいなと思っております。
吉岡:ありがとうございます。ちなみに、MATCH ENCERを導入したときの背景や、抱えられていた課題を教えていただけますでしょうか?
石川さま:ありがとうございます。airClosetのファンの方が増えてきたときに、その方のサービスに対する”好き”という気持ちを自然に発信してもらう場を作っていきたい、という大枠の考えがありました。
その中で、弊社としてぜひ発信していただきたいと思える方を探したり、アンバサダー候補の方とのコミュニケーションを強化していきたい、となった場合に管理が困難になるという課題がありました。
MATCH ENCER導入前は、スプレッドシートにコミュニケーションを取りたいアカウントを登録し、DMのやり取りの履歴などを入力して管理をしておりましたが、課題が大きく3つありました。
1つ目は、アンバサダー候補の方を探すリクルーティングがすごく大変でした。Instagramで、特定のハッシュタグを付けて投稿している方の中から熱量が高そうな方を探す方法や、弊社の公式アカウントをフォローいただいている方の中からマッチしそうな方を探す方法などを行っていましたが、ものすごく時間と労力が必要で課題となっていました。
2つ目は、DMでのコミュニケーションも課題となっておりました。見落としが発生してしまったり、返信に時間がかかってしまったりと、もっと気持ちの良いコミュニケーションが取れる方法を探していました。
最後に3つ目は、アンバサダーになっていただける方の管理も大変だということが分かりました。どの方がどういうステータスなのか、というのをスプレッドシートで管理していると、入力漏れや更新漏れが発生して管理が煩雑になってしまいました。
この辺りの課題を解決するためのツールや方法を探していたところ、AIQさんからMATCH ENCERをご紹介いただき、すぐに導入を決めました。
吉岡:ありがとうございます。まだ導入間もないタイミングですが、実際に感じている導入後の効果やポジティブな面はありましたでしょうか?
石川さま:大前提として、実際にMATCH ENCERを使っている現場のメンバーがすごく満足しているのでそれだけでもポジティブだと思っています。
具体的なところでいうと、リクルーティングの効率性の改善がすごく大きいです。今まではInstagram上でハッシュタグを使って探していたので、アンバサダー候補になり得ない企業アカウントや個人アカウントも検索結果に表示されてしまいます。その中から一つずつアカウントをチェックして最適な方かどうかを判断していくので、すごく大変でした。
MATCH ENCERでは、フォロワー数1,000人以上、且つ企業アカウントを除いたアンバサダー候補の4.5万人のデータベースのため、前提として既に絞り込まれています。そこからカテゴリーやハッシュタグを入力して検索をかけると、第一階層でマッチするアカウントを見つけられるため、ここの工数が大幅に削減できました。導入前後で比較をすると、アンバサダー候補の抽出では、業務効率を2倍以上改善できています。
また、アンバサダー候補の方達の管理の部分でもすごく使いやすくできているな、という印象です。スプレッドシートではアカウント名しか記入されていないのですがアイコンで確認ができたり、今どの人とどのようなやり取りのフェーズにあるのかがツール上で一元管理できるので、正しく管理をすることができ、課題解決に繋がっています。
▲インフルエンサー検索の検索結果表示イメージ
▲キャスティング管理状況確認ページのイメージ
吉岡:ありがとうございます。最後に今後MATCH ENCERに期待することや、ご要望などがあればお聞かせいただけますでしょうか?
石川さま:ありがとうございます。期待通りのツールなので基本的には満足していますが、要望をあげるとすると、InstagramだけではなくTwitterやYouTubeにも同様に対応していただけると嬉しいです。状況によってはTwitterの方が拡散力があったり、長尺の動画に強みを持つ方もいたりするので、他のプラットフォームにも対応していただけると、さらに活用の幅が広がると考えています。
吉岡:ありがとうございます!弊社でも今後強化していきたい領域なので、参考にさせていただきます!
以上となります、本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!