「フォロワーが爆発的に増えるような投稿をしてみたい」
「次の投稿こそ100万リーチくらいの人気投稿にしたい」
インスタグラムを運用していて、このように思うことはありませんか。
実は、人気の投稿、「バズる」投稿には、保存数が多く、保存率が高いという共通の特徴があります。あなたのインスタグラムアカウントを「バズらせる」ために、投稿は保存数や保存率を意識して作りましょう。
この記事では、リーチを増やすためになぜ保存数を増やす必要があるのか、そして、どのような投稿が保存してもらいやすいのかを解説していきます。
目次
インスタグラムの保存数とは
まずは、インスタグラムの保存数がどのような仕組みになっているのかを理解しておきましょう。
インスタグラムの保存数とは
インスタグラムにはたくさんの画像や動画が投稿されていますが、それらをスマートフォンにダウンロードして保存する方法は用意されていません。その代わりにもっと便利な方法として提供されているのが、保存ボタンです。
インスタグラムの保存ボタンとは、好きな投稿を集めた「まとめページ」を作るためのボタンのこと。保存数とは、保存ボタンが押された回数のことをいいます。
では、リーチを伸ばしたい時に保存数を増やすのは、何のためなのでしょうか。
インスタグラムで保存数を増やす目的
インスタグラムで保存数が重視されているのは、保存によってシグナルが蓄積されるためです。シグナルとは、インスタグラムがユーザーの行動を基に把握した興味や好みなどの情報のこと。インスタグラムは、このシグナルのデータを分析し、ユーザーの好みに合う投稿を優先的にフィードや発見に表示させているのです。
あなたの投稿が保存されると、「このユーザーはあなたの投稿が気に入った」というシグナルが蓄積され、次の投稿も同じユーザーのフィードに表示されやすくなります。そしてもう一度保存されると、さらにリーチしやすくなります。
この好循環によって多くの人に保存してもらえると、発見タブに表示されるようになります。発見タブに表示されるとフォロワー以外の人にも投稿を見てもらえるので、さらに多くの人にリーチするようになるのです。
「バズる」というのは、この循環によってリーチが大きく増えた状態のことをいいます。
保存数の分析方法
あなたの投稿の保存数を増やすために、まずは投稿インサイトで現在の保存数を見てみましょう。
保存数の見方
投稿インサイトは、投稿の下にある「インサイトを見る」をタップすると表示されます。
投稿インサイトには、投稿のリーチ数や、いいね!、コメント、保存数などのデータが表示されています。
ここで、リーチ数と保存数の関係に着目してみましょう。
保存数とリーチ数の関係
保存数の分析で重要なのは、その投稿が何人にリーチして、そのうちの何人が保存したかという割合です。その割合のことを保存率といい、次のような計算式で算出します。
保存率(%) = 保存数 ÷ リーチしたアカウント × 100
保存率が高いということは、正しいターゲットに対して良い投稿ができているということを意味します。このまま投稿を続けていけば、より多くのユーザーにリーチするようになるでしょう。しかし保存率が低い場合は、ターゲット分析や投稿内容の見直しが必要です。
投稿を「バズらせる」ためには、ただやみくもにリーチ数を伸ばすのではなく、あなたの投稿を気に入って保存してくれるターゲットに見てもらい、保存率を高めることが重要なのです。
保存してもらえる投稿作りのヒント
ここからは、ユーザーが保存してくれるような投稿を作るためにはどうすれば良いのかを解説していきます。ユーザーがどのような目的で保存するのかを理解したうえで、どうすると保存してもらえるのかを考えてみましょう。
ユーザーが投稿を保存する目的
ユーザーは、興味を持った投稿を保存します。特に、「後で見返したい情報」や、「何度も見たい画像・動画」などを見つけると、後で簡単に探せるように保存するのです。
たとえば、インスタグラムで新発売の化粧品の紹介をするとしましょう。ただ製品の写真と商品名だけしか載っていない投稿なら、ユーザーは一度見ただけで終わりにしてしまうかもしれません。しかし、そこに「乾燥している肌に使うとこんなにしっとりする」という情報が載っていれば、「乾燥が気になる季節になったら使ってみよう」と思って保存するのです。
ユーザーが保存したくなる投稿とは
ユーザーに保存してもらえる投稿とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。ユーザーの気持ちになって、どのような情報を保存したいかを考えてみましょう。
後から見返して活用したい情報
たとえば、将来リフォームをしようと考えているユーザーに対して、どのような投稿をすると保存してもらえるでしょうか。
- ビフォーアフターの写真
- 狭い家を広く使う間取りの工夫
- 散らかりにくいクローゼットの作り方
このように、リフォームする時に取り入れたいヒントのような投稿があれば、後から見返せるように保存してもらえる可能性があります。
ユーザーは、自分にとって有益で、後から必要になりそうな情報を保存します。情報を投稿する場合は、次のような内容にすると保存してもらいやすいでしょう。
- 自分が取り入れた時にどうなるかをイメージしやすい写真
- 悩みや課題を解決できる情報
- 自分が持っていない専門知識など
ひとまず保存しておきたい画像・動画
犬や猫などの動画、好きなイラストレーターの作品など、後からまた見たいと思う画像や動画を保存しているユーザーも多くいます。
画像や動画のファンを集めて人気を高めるには、どのような投稿への反応が良かったかを分析することが重要です。ともすると自分のお気に入りの画像や動画を投稿したくなってしまいますが、大切なのは、ユーザーが見たいと思う写真や動画を作ることです。
ユーザーがどのような投稿を待っているかを分析し、それに合わせた投稿を作ると、保存してもらいやすくなるでしょう。
保存数を増やすテクニック
フィード投稿などで、最後のページに「保存してね」「後で見るならここをタップ」のように書かれていたり、保存ボタンのイラストが載っていたりするのを目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
ユーザーの中には、保存ボタンの存在を知らない人や、知っていても使っていない人、保存をついつい忘れてしまう人なども大勢います。投稿の中で保存を促すと保存してもらえる可能性が高くなりますので、ぜひ試してみてください。
まとめ
この記事では、インスタグラムの保存数を増やす方法について解説しました。
- インスタグラムの保存とは何なのか
- 保存数を増やす目的
- 保存してもらえる投稿の作り方
保存数を増やし、保存率を高めることで、投稿のリーチを伸ばすことができます。ユーザーの心理を分析し、後でもう一度見たいと思ってもらえるような投稿を続けましょう。
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