ストーリーズを投稿していて、このやり方で合っているのか、機能を十分に活用できているのか、もっと効果が出せるのではないかと感じることはありませんか。
ストーリーズでの集客施策に行き詰まったり迷ったりした時には、インスタグラムの根本的な仕組みをもう一度整理し、運用方法を見直してみるのもおすすめです。本記事では、ストーリーズを使ってより多くの人を集めるために、ストーリーズの仕組みと使い方のヒントをご紹介します。
目次
インスタグラム「ストーリーズ」とは
ストーリーズは、インスタグラムが「日常の瞬間のシェア」と位置付けている投稿方法です。ユーザーとコミュニケーションを取りやすいという特徴があり、投稿後24時間たつと自動的に消去されるという気軽さと、搭載されている気の利いた機能が好まれ、ビジネス施策としてもよく使われています。
ストーリーズを活用してフォロワー増やリーチ増に成功した例も多く見聞きしますが、それに倣って同じように投稿してみてもなかなかうまくいかず、行き詰まっているアカウントも多いかもしれません。ストーリーズ施策を成功させるためには、投稿の目的とターゲットを整理し、インスタグラムの機能を正しく理解して上手に使うことが重要です。
ストーリーズとフィード投稿の使い分け
ストーリーズは最大60秒の動画として表示され、写真が複数枚ある場合は自動的に画面が変わっていくようになっています。一方フィード投稿は、ユーザーがスワイプしながら自分のペースで見ていくように作られています。
ストーリーズの上手な使い方を確認する前に、まずはストーリーズとフィード投稿それぞれの目的や使われ方を整理しておきましょう。
フィード投稿の使われ方
フィードは、インスタグラムの基本の投稿です。投稿はどんどん蓄積され、新しいものが古いものの上に順番に蓄積されていきます。
フィードは、親しい人に自分のことを共有したり、伝えたい相手に情報をシェアしたりする目的で使われています。ビジネス用途では、商品・サービスの紹介や、キャンペーンの告知、企業のイメージ施策に使われることが多く、最終的にはユーザーに商品を購入してもらったり、サービスを導入してもらったりすることを目的として運用されています。
一方、インスタグラムを利用するユーザーは、自分が知りたい情報を得るためにフィードを利用しています。たとえば、知りたい情報を提供してくれる人をフォローして参考にしたり、行きたいところや欲しいものがある時に検索して調べたりするのが主な使い方です。さらに、お気に入りの写真や残しておきたい情報を見つけたらその投稿を保存して、後日必要な時に見返すという、ブラウザのブックマークのような使い方をする人も増えています。
フォロワーを増やしたり、リーチを伸ばしたりするためには、ユーザーがこのような行動を取りたくなるような投稿をすることが重要です。「また見たい」と思ってもらえるような投稿、保存したくなるような情報を提供し続けると、フォロワーやリーチが増え、最終目的である商品購入やサービス導入につながります。
ストーリーズの使われ方
ストーリーズは、上述の通り「日常の瞬間のシェア」のための投稿の方法です。最大わずか15秒の動画ですが、便利な機能を組み込めるようになっているため、それを使って自身のフィード投稿や自社Webサイトにユーザーを誘導したり、様々なビジネス施策に利用したりすることもあります。
インスタグラムは、自分が親しくしているアカウントの投稿が優先的に表示される仕組みになっています。裏を返せば、親しいユーザーを増やせばあなたの投稿が多くの人にリーチしやすくなるということ。ストーリーズにはユーザーと親しくなるために有効な機能がいくつか搭載されているので、インスタグラムでの集客に成功している人はそれらの機能を上手に使いこなしています。
ストーリーズの機能の使い分け
ストーリーズにいくつか備わっている機能のうち、ぜひ活用したいものを大きく2種類ご紹介します。
アンケート、質問
アンケートや質問は、ストーリーズの画面でユーザーに問いを投げかけ、それに答えてもらうための機能です。たとえば、「○○について知りたい?」と投げかけて、「はい」「いいえ」で答えてもらったり、「おすすめの○○を教えて」と投げかけて回答をもらったりという使い方ができます。
これらの機能を使う目的は、大きく2つあります。
1.ユーザーからの情報収集に使う
アンケートや質問を使うと、有益な情報をユーザーから直接集めることができます。たとえば旅先でのおすすめスポットを教えてもらうといった使い方もできますし、ビジネス用途なら自社の商材についての意見や感想を聞くなど、商品開発やマーケティングに利用することも可能です。
2.ユーザーとの親密度向上に使う
前項で、「ストーリーズには、ユーザーと親しくなるために有効な機能がいくつか搭載されている」とお伝えしました。アンケートと質問は、その代表例としてよく使われています。
インスタグラムは、DMなどで直接やり取りをしているアカウント同士を親しいと判断します。アンケートや質問でのユーザーからの回答も「やり取り」にあたるので、回答が多ければ多いほど親しいアカウントが増えることになるのです。フォロワーをどんどん増やしている人の多くが、ストーリーズのアンケートや質問をこまめに利用しています。
ハッシュタグ
ハッシュタグは、SNSで長く使われている機能の一つです。インスタグラムでは、投稿の際に「#」の後にキーワードをつけておくと、そのキーワードでハッシュタグ検索された場合に検索結果として表示されます。
近年、インスタグラムでリーチを増やすためにはハッシュタグではなく発見タブに載ることが重要といわれるようになりました。しかし、実はハッシュタグと発見タブは用途が異なるため、上手に使い分ける必要があります。
インスタグラムで多くの人に見てもらえる、いわゆる「バズる」投稿は、発見タブから多くの人にリーチしています。しかし発見タブに載るのは人気の高い投稿なので、フォロワーが少ない段階では発見タブからの集客は期待できません。そこでフォロワーが少ないアカウントがまず取り組みたいのが、ハッシュタグを使った集客です。まずハッシュタグでリーチを伸ばしてフォロワーを増やしていき、それから発見タブを目指すというのが、インスタグラムで成功するためのおすすめのステップです。
ハッシュタグは、フィード投稿だけでなくストーリーズやリール、プロフィールなどにもつけることができます。自分の投稿に人を集めるために有効な機能の一つではありますが、やみくもに数多くつければ良いというものではないため、適切なハッシュタグを見つけて正しく活用することが大切です。
「ハッシュタグを決めるのに毎回時間がかかってしまう」「どのように選んだら良いのかわからない」
そんな時は、専用レコメンドツールを使ってみるのもおすすめ。ハッシュタグ選びに時間がかからなくなるので、その時間を新しいコンテンツ作りに使えるようになります。
まとめ
この記事では、ストーリーズの機能を正しく理解して集客につなげる方法をご紹介しました。
- ストーリーズとフィード投稿の使い分け
- ストーリーズの機能の使い分け
インスタグラムで多くの人にリーチするためには、いくつかのテクニックがあります。しかし最終的な目的である「購入」につなげるためには、自社の商材を本当に気に入ってもらえるターゲットに情報を提供することが重要です。
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