SNSマーケティングとは、企業が自社の売上向上を図るためにSNSを活用してマーケティングを行うことをいいます。
企業のマーケティング活動にSNSを取り入れると、ターゲット層に対して効率的にアプローチできるというメリットがあります。しかし中には、確実に見込み顧客にアプローチできているはずなのになかなか売上につながらないという悩みを抱えている企業もあるのではないでしょうか。
SNSマーケティングでなかなか効果が上がらない場合は、もしかしたらアピール方法が合っていないのかもしれません。そこでこの記事では、SNSマーケティングにおける2つのアピール方法を比較し、どうすれば購入につながりやすいかを解説していきます。
目次
SNSマーケティングとは
SNSマーケティングとは、企業がSNSを使ってマーケティングを行い、顧客や見込み顧客を獲得する施策のことをいいます。SNSマーケティングの施策には、大きく2つのパターンがあります。
- 消費者の声を聴く
- 自社商品をPRする
消費者の声を聴く
SNSの投稿を分析して自社商品の評判を把握したり、消費者のニーズを吸い上げたり、市場の状況を確認したりするソーシャルリスニングという手法があります。そうして得た情報は、商品開発やPRに活用します。
消費者の声を聴く方法としてはアンケートが一般的ですが、SNSの投稿やコメントを直接収集して分析するソーシャルリスニングの方が、より客観的なデータを取得することができます。
自社商品をPRする
SNSマーケティングで多くの企業が行っているのは、自社商品のPRではないでしょうか。マーケティングとは「商品が売れる仕組みを作ること」といわれますが、SNSマーケティングではSNS投稿によって顧客層に商品情報を届けてファンを増やし、商品が自然と売れるような仕組みを確立します。
自社のSNSアカウントを使ってPR投稿をしたり、インフルエンサーに依頼して投稿してもらったりして認知度を拡大し、顧客を増やしていきます。
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「顧客獲得に最適なコンテンツを作りたい」「売上に直結させるアカウントにしたい」「エンゲージメントの高いフォロワーをカンタンに増やしたい」
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SNSマーケティグのPR活動:2つの戦略
SNSマーケティングの戦略は、大きく以下の2つに分けられます。
- 使う理由をアピールする
- 使うと何が変わるかをアピールする
この2つは、内容は同じなのですが、訴求のしかたが異なりますSNS投稿が顧客層に届いているはずなのになかなかものが売れないという悩みがある場合は、このアピール方法を変えてみるのも一つの方法かもしれません。
使う理由をアピールする
一つ目は、例えば、「こんなに便利」「軽くて持ち運びやすい」など、商品の良さをアピールして「買いたい」と思ってもらうPR方法です。この方法で商品の宣伝をすると、「便利そう!」と購入してもらえる可能性もありますが、「便利だけれど、なくても困らない」と思われてしまう可能性もあります。
使うと何が変わるかをアピールする
もう一つは、例えば「左利き用のはさみ」「簡単に使える包丁研ぎ」「種のない大きいぶどう」など、不便なことや面倒なことを解消してくれるということをアピールする戦略です。
「はさみを左手で持つとうまく切れない」
「包丁を研ぎたくても砥石を使うのは難しそう」
「ぶどうは好きだけれど、種があって粒が小さく食べるのが面倒」
不便や不満を解消してくれる商品は、そのポイントをアピールすると購入につながりやすいです。皆さんも、そんな商品を見つけてすぐに飛びついたり、またはその場では買わなくても後で「やっぱり買っておけばよかった」と思ったりした経験があるのではないでしょうか。
このように、「これを使うと自分の生活がこう変わる」とイメージできると購入につながりやすいといわれています。
SNSマーケティングのPR施策まとめ
この記事では、SNSマーケティングのPR施策について解説しました。SNSマーケティングの戦略には、次のような2つの方法があります。
- 使う理由をアピールする
- 使うと何が変わるかをアピールする
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