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インフルエンサーマーケティングにかかる費用は?費用対効果を高める方法も解説

インフルエンサーマーケティングにかかる費用は?費用対効果を高める方法も解説65-0

インフルエンサーマーケティングとは、SNSやブログでインフルエンサーに商品をPRしてもらうマーケティング手法のことをいいます。

インフルエンサーマーケティングにかかる費用は、1回のプロモーションで20万円〜50万円(フォロワー数が10万人の場合)。多くの場合、【単価×フォロワー数】という計算式で算出するので、フォロワー数の多いインフルエンサーほど高い費用が発生することになります。

ただ、昨今インフルエンサーマーケティングを取り入れる企業が増え、市場の経験値が高まってきたことにより、もっと効率良くプロモーションできないかと考える企業が増えてきました。インフルエンサーマーケティング費用の考え方にも変化が生まれ始めています。

そこでこの記事では、インフルエンサーマーケティングにかかる費用について詳しく解説していきます。費用をおさえて効果を高めるインフルエンサーマーケティングについても紹介しますので、どうぞ最後までご覧ください。

インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーが企業の依頼を受け、SNSやブログで商品をPRするマーケティング方法のことをいいます。インフルエンサーマーケティングの市場規模はユーザーの増加とともに年々拡大しており、今後ますます増えることが予想されています。

インフルエンサーマーケティングの特徴は、企業側ではなくインフルエンサー側がPR企画や台本を作り、自分のやり方でプロモーションをする点にあります。インフルエンサーが自分の普段の投稿の中でさりげなく商品を用いて自分の言葉で紹介するため、一般的な広告よりもユーザーに受け入れてもらいやすいというメリットがあります。

インルエンサーマーケティングの費用相場、計算方法

インフルエンサーマーケティングの費用は、一般的に大きく3つの方法で計算されます。

  • フォロワー数課金
  • エンゲージ数課金(エンゲージメント課金)
  • 成果報酬型課金(アフィリエイト)

フォロワー数課金

フォロワー数課金というのは、(単価×フォロワー数)の計算式で費用を算出する計算の仕方で、インフルエンサーマーケティングでは最も一般的な算出方法です。

SNSの場合は単価2〜5円のことが多いため、フォロワー数によって以下の計算式で費用が算出されます。

  • 単価2〜5円 × フォロワー10万人 = 20〜50万円
  • 単価2〜5円 × フォロワー20万人 = 40〜100万円
  • 単価2〜5円 × フォロワー30万人 = 60〜150万円

フォロワー数課金の場合は、フォロワーの中にPR商品のターゲット層が多く含まれているかどうかが重要です。たとえば単価5円でフォロワーが30万人の場合、30万人の中にターゲット層が5割しか含まれていなければ、75万円(=5円×15万人)は無駄な費用ということになってしまうからです。

エンゲージ数課金(エンゲージメント課金)

エンゲージ数課金とは、インフルエンサーの商品PR投稿に対していいね!などの反応があった場合に、その数に応じて支払う方法です。【単価×エンゲージメント回数】という計算式で算出されます。単価が100円で1投稿でのエンゲージメントが3,000回の場合は、以下の計算式になります。

@単価100円 × エンゲージメント3,000回 = 30万円

エンゲージ数課金の場合は、フォロワーが投稿の何を気に入って反応したかが重要です。たとえば、紹介した商品ではなく「インフルエンサーの見た目がかわいい」という意味でのいいね!に対しても支払わなければならないからです。

成果報酬型(アフィリエイト)

成果報酬型(アフィリエイト)とは、「投稿を見たユーザーが商品を気に入り、実際に購入した」「セミナーに申し込んだ」「問い合わせをした」などのコンバージョンが発生した場合に支払われるものです。費用は、たとえば「○○を購入したら△△円」という形で設定されることが多いです。

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インフルエンサーマーケティングの費用対効果を高める方法

インフルエンサーマーケティングは費用相場がだいたい決まっているため、基本的にはそれに則ることになります。ただし、キャスティングの仕方を以下の方法に変えることで、コストを下げられる場合があります。

  • ダイレクトキャスティング
  • 公募型キャスティング

ダイレクトキャスティング

ダイレクトキャスティングとは、キャスティング会社に依頼せずにインフルエンサーに直接依頼する方法のことをいいます。

ダイレクトキャスティングには、キャスティング会社を通さないため費用をおさえられるというメリットはありますが、インフルエンサーの選定、交渉、振り返りなどを全て自社で行うことになるためその分のリソースが必要になります。人件費がかかるということも考慮に入れたうえで、本当にコストパフォーマンスが高いかどうかを検討することをおすすめします。

公募型キャスティング

公募型キャスティングとは、最初に企業側がインフルエンサーを選んで依頼するのではなく、プロモーションを引き受けてくれるインフルエンサーを募集し、その中から選んで依頼する方法をいいます。

公募型の場合は、比較的低コストであっても応募してもらえることが多いため、費用をおさえられるというメリットがあります。また、プロモーションする商品と自分のフォロワーの親和性が高いインフルエンサーが見つかりやすいため、インフルエンサー選定にかかるリソースを大幅に削減できるという利点もあります。

ただし、比較的実績の少ないインフルエンサーが集まりやすいため、結果に結びつけられるかどうかをしっかり見極める必要があるでしょう。

まとめ

この記事では、インフルエンサーマーケティングの費用相場や、コストパフォーマンスを高める方法について解説しました。

  • インフルエンサーマーケティングとは
  • インルエンサーマーケティングの費用相場、計算方法
  • インフルエンサーマーケティングの費用対効果を高める方法

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