インスタ DMの送り方―企業アカウントで利用するメリットも解説

InstagramのDMは、Instagramユーザーと直接メッセージをやり取りできる機能です。フォローしている相手への連絡はもちろんのこと、知人との日常的なやり取りにも利用されており、特に若い層においては、新しくできた友達とはまずInstagramでフォローし合い、DMでやり取りしているという人も多いでしょう。

企業アカウントの場合は、DMを積極的に活用している人もいれば、フォロワー以外からのメッセージを受信拒否し、全く使っていない人もいるでしょう。しかし、もしもフォロワー以外からのメッセージを受信拒否しているとすれば、それは機会損失につながっているかもしれません。そこでこの記事では、InstagramのDMについて理解し、上手に活用するために、InstagramのDMとはどういうものなのか、そのメリットと注意点を解説していきます。

Instagram DMとは

InstagramのDMとは、Instagramアプリで「メッセージ」「チャット」と表記されているダイレクトメッセージ機能です。一般的にDMと呼ばれています。

DMでは、テキストメッセージはもちろんのこと、画像や動画、投稿、ストーリーなどを直接送れるようになっており、日頃からInstagramを利用している人にとっては非常に使いやすく、人気があります。また、フォローし合っている相手以外の人にも送れるため、人々が企業に質問したり、企業がインフルエンサーにコンタクトしたりする際にも活用されています。

重要！Instagram DMの「受信拒否」設定とは

InstagramのDMは、設定によって、フォロワー以外の人からのメッセージを受信するかどうかを選べるようになっています。以下の方法で設定できるので、自分のアカウントが現在どうなっているのかを確認し、希望通りの設定に変更しておきましょう。

1. アプリ右下の丸いプロフィール写真をタップし、右上のハンバーガーメニュー（三本線のメニュー）をタップします。
2. 「設定とプライバシー」をタップします。
3. 「メッセージとストーリーズへの返信」をタップします。
4. 「メッセージコントロール」をタップします。
5. フォロワーやそれ以外の人からのメッセージを受信したい場合は「メッセージリクエスト」、受信したくない場合は「リクエストを受信しない」を選択します。

なお、自分がフォローしている相手からのメッセージは必ず受信するようになっており、受信拒否はできません。

Instagram DMの送信方法

InstagramでDMを送る方法は複数あります。

• 自分のプロフィール画面から送る
• 相手のプロフィール画面から送る
• 投稿、リール画面から送る
• ストーリー画面から送る

自分のプロフィール画面から送る

1. 自分のプロフィール画面右上のメッセージアイコンをタップします。
2. 送信相手が画面に表示されていれば、タップします。表示されていなければ、画面上の検索ボックスに相手の名前やユーザーネームを入力して検索します。
3. メッセージを入力して送信します。

相手のプロフィール画面から送る

1. 相手のプロフィール画面を開きます。
2. 画面中央右にある「メッセージ」ボタンをタップします。
3. メッセージを入力して送信します。

リノベる。のプロフィール画面からメッセージ送信

投稿画面から送る

1. 投稿、リール画面の紙飛行機のアイコンをタップします。
2. 送信相手が画面に表示されていれば、タップします。表示されていなければ、画面上の検索ボックスに相手の名前やユーザーネームを入力して検索します。
3. メッセージを入力して送信します。

ストーリー画面から送る

ストーリー画面には最初からメッセージ欄が表示されていますので、メッセージを入力して送信します。

Instagram DMを使うメリットと注意点

InstagramのDM機能は、ただ単にユーザー同士のやり取りに使えるだけではありません。機能を理解して使いこなすことで、自分のアカウントを伸ばしていくことも可能です。DMを使うメリットや注意点をしっかり理解しておきましょう。

Instagram DMを使うメリット

Instagram DMには、以下のようなメリットがあります。

• インフルエンサーとやり取りできる
• 投稿が拡散されやすくなる
• 自社商品の認知度向上を図れる

インフルエンサーとやり取りできる

InstagramのDMは、企業がインフルエンサーに連絡する際によく利用されています。知人以外の人にコンタクトする場合、メールを送ろうと思ったらアドレスを調べる必要がありますが、Instagram DMであれば相手のアカウントさえ分かっていれば送信できるのが便利です。

ただし、上述のように相手が受信拒否の設定をしていたら見てもらえないので、その点に注意して利用しましょう。

投稿が拡散されやすくなる

Instagramアプリでは、人気の高い投稿や、自分と親しい相手の投稿が上から順番に表示されます。

人気の高い投稿とは…リーチの多い投稿や、いいね・コメント・保存などが多い投稿

親しい相手とは…DMでやり取りしている人や、自分の投稿にいいね・コメント・保存をよくしている人

DMでやり取りしている相手は「親しい」とInstagramに認識され、投稿が上の方に表示されて見てもらいやすくなるため、人気投稿として拡散されやすくなります。投稿が拡散されればフォロワーも増えていき、さらに人気投稿になっていくという好循環が生まれます。

自社商品の認知度向上を図れる

DMで顧客の声が集まったら、投稿でその情報を紹介し、コンテンツを充実させるのもおすすめです。顧客の声は消費者にとって非常に参考になる情報なので、投稿でそれを紹介すれば多くの人に喜ばれ、自社商品への理解を深めてもらうことができるでしょう。顧客対応は負担の大きい業務ではありますが、商品の認知度拡大や販促のために、集めた情報を有意義に活用しましょう。

Instagram DMを使う場合の注意点

InstagramのDMを利用するにあたって、注意すべきこともあります。

• 適切に対応できる体制が必要
• 迷惑メッセージが届く場合がある

適切に対応できる体制が必要

InstagramなどのSNSでは、一般的なカスタマーサービスよりも速い対応が期待されるため、運用体制が必要です。特に人気アカウントになるとDMの数も増えるので、ある程度の人数が必要になるでしょう。また、チャットでのやり取りはどうしても文面がカジュアルになってしまう傾向がありますが、顧客・見込み顧客に対して敬意を払い、丁寧に対応することも重要です。

迷惑メッセージが届く場合がある

残念ながら、Instagram DMでは迷惑メッセージも出回っています。フォロワー以外からのメッセージを受信しないように設定すれば迷惑メッセージは届かなくなりますが、そうすると見込み顧客からのメッセージも拒否することになるため機会損失につながります。一長一短なので、どちらが良いのかよく検討して運用することをおすすめします。

インスタ DMの送り方と企業アカウントで利用するメリットまとめ

この記事では、Instagram DMの使い方や、企業アカウントで利用するメリットと注意点を紹介しました。DMには、以下のようなメリットがあります。

• インフルエンサーとやり取りできる
• 投稿が拡散されやすくなる
• 自社商品の認知度向上に役立てられる

DMは、売上にも影響する重要な機能です。運用体制を整え、上手に活用していきましょう。

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