マーケティング

SNSマーケティング|年代別の特徴をデータで分析

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SNSマーケティングとは、企業が行うマーケティング活動の中でも特にSNSを使う手法のことをいいます。

SNSは、サービスが登場した当初は友人・知人同士のコミュニケーションに利用されていましたが、徐々に情報収集のツールとしても活用されるようになりました。そうした中で生まれたのが、企業が商品・サービスの紹介や顧客獲得を目的としてSNS運用を行う「SNSマーケティング」です。

SNSマーケティングは、既に一定の成果が出ているマーケティング手法ではありますが、SNSの利用動向は年代によって異なるため、成功させるには各年代の特徴を理解しておくことが重要です。そこでこの記事では、SNSマーケティングにおける年代別の特徴をまとめて紹介します。今後のマーケティング活動に、ぜひご活用ください。

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SNSマーケティングとは

SNSマーケティングとは、企業がInstagramやTwitter、TikTokなどのSNSを使って、商品・サービスの販売につなげる活動のことをいいます。

マーケティングは、「商品が売れる仕組みを作ること」といわれています。これは、顧客が求めているものを提供し、営業社員や販売員が売り込みをしなくても売れるようにすることを意味します。SNSマーケティングでは、SNSを使って消費者が求める情報を提供し、自社のファンを増やすことで、売り込まなくても買ってもらえる顧客を増やす仕組みを作ります。

SNSの利用動向―年代別の特徴

SNSの利用目的や利用率は、年代によって異なります。どの年代でもLINEの利用率は90%以上ですが、Instagram、Twitter、TikTokなどの利用率は、それぞれの年代によって特徴があります。そこで、総務省の調査データに基づき、それぞれの年代の特徴を紹介していきます。

10代後半のSNS利用動向

総務省が公表している調査データによると、10代後半においては、調査対象の93%以上が「情報収集目的でSNSを活用している」と回答しています。利用しているSNSは、Instagram、Twitter、TikTokが他の年代より多く、特にTikTokは全年代の中で10代が最も多いという結果が出ています。

ただし、「SNSで話題の商品を買ったり、観光地やスポットへ行ったりすることがある」と回答したのは約27%に過ぎないという結果が出ている点にも留意が必要です。10代においては、SNSマーケティングにおいて認知度が高めることは可能であるものの、販売に直結するとは限らないというのが現状です。

20代のSNS利用動向

20代においても、10代と同じくInstagram、Twitter、TikTokの利用率が他の年代と比較して多い傾向があり、特にInstagramとTwitterに関しては、利用率が78%を超えています。

そして注目すべきは、調査対象の約90%が「SNSを情報収集目的で活用している」と回答しており、さらに「SNSで話題の商品を買ったり、観光地やスポットへ行ったりすることがある」と回答した人が約50%にのぼるという点です。20代に対しては、SNSマーケティングが一定の効果をもたらすといえるでしょう。

30代以上のSNS利用動向

30代になると、InstagramやTwitterの利用率が約57%あるものの、TikTokに関しては約23%まで下がります。また、Facebookの利用率が約46%にのぼるという点で、10代-20代とは異なる傾向があります。各SNSの利用率は年齢が上がるにつれて下がっていきますが、SNSマーケティングに成功しているジャンルはあるので、相性を見極めて運用すると良いでしょう。

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SNSマーケティングにおける年代別の特徴まとめ

この記事では、SNSマーケティングにおける年代別の特徴を、総務省や消費者庁が発表しているデータを基に紹介しました。

年代 特徴
全年代
  • LINEの利用率は90%を超えている
10代
  • 情報収集目的でSNSを活用している。
  • Instagram/Twitter/TikTokの利用率が高い。特にTikTokの利用率は全年代を通して10代が最多。
20代
  • 情報収集目的でSNSを活用している。
  • Instagram/Twitter/TikTokの利用率が高い。
  • SNSの情報を基に購買行動をとっている人は、全年代を通して20代が最多。
30代以上
  • 年齢が上がるにつれ、Instagram/Twitter/TikTok利用者が減る傾向がある。
  • 10代-20代と比較してFacebook利用率が高い。

SNSマーケティングでの結果が最も期待できる年齢層は、20代です。ただしジャンルによって相性があるので、自社商品とSNSとの相性を見極めて運用していくことをおすすめします。

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