Instagramのアイコン(プロフィール写真)に、どのような画像を使っていますか。アカウント作成時に適当に選んで登録し、そのままにしていませんか。
Instagramのアイコンは、フォロワーを増やしたりリーチを伸ばしたりするうえで非常に重要な要素の一つです。なぜかというと、アイコンは目につきやすい場所に表示されており、なおかつブランドのロゴマークのような役割も果たしているからです。
この記事では、Instagramアイコンがマーケティングにおいてどのような存在なのか、自社の目的を達成するためにどのように作成すると良いのかを解説していきます。上手に活用しているユーザー事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
インスタのアイコンとは
Instagramのアプリを開くと、画面左上に丸枠に入ったプロフィール写真があります。この写真が、一般的にInstagramのアイコンとよばれているものです。
企業アカウントでは会社のロゴを使用することが多いですが、近年はプロモーション用のロゴを作成し、それをInstagramのアイコンとして登録している事例も増えています。
会社のロゴをそのまま登録している事例
ジョンマスターオーガニックの公式アカウントでは、商品パッケージやWebサイトなどで使われているロゴがそのままInstagramアイコンとして使われています。
コンシュマー向けの商品PRを目的としたアカウントの場合、広く認知されているロゴをそのまま使うとアカウントを識別しやすくなるというメリットがあります。
プロモーション用のロゴを登録している事例
小田急百貨店は、「コスメ&ビューティー」や「デパ地下」などアカウントごとのアイコンを用意しています。
これらのアイコンは、InstagramだけでなくWebサイトや店内などでもプロモーション用に活用されています。百貨店のように多ジャンルの商品を扱っている企業の場合、百貨店のアイコンでは何のジャンルの情報を発信しているのかが一目では分からないこともあるでしょう。その点、ジャンルごとにアイコンを分けると誰に何を投稿しているアカウントなのかが明確になり、フォローしてもらいやすくなるというメリットがあります。
インスタのアイコンが重要な理由
Instagramアイコンは、見栄えをよくするための飾りではありません。ターゲットとなるユーザーを集め、その人々に自社の商品を購入してもらうという目的達成のために重要な要素として存在しています。具体的にどのように重要なのかを、2つの観点から見てみましょう。
- アカウントの象徴としての重要性
- 分かりやすさとしての重要性
アカウントの象徴としての重要性
消費者は、様々な場面で企業やブランドのイメージを受け取ります。Instagramでは、投稿の写真や画像、動画、キャプション、DMなど企業と接するポイントはたくさんあり、消費者はそこで企業と接するたびにイメージを受け取って積み上げていきます。そして、それらのほとんどの場面に存在しているのが、アイコンです。Instagramにおいてアイコンは、そのアカウントのイメージを表す象徴ともいえる存在なのです。
分かりやすさとしての重要性
前項の事例では、ジョンマスターオーガニック公式アカウントでは企業ロゴをそのまま使い、小田急百貨店の公式アカウントではプロモーション用のロゴを使っていると紹介しました。
どちらのケースも、それぞれのアイコンを使うことで、何を発信しているアカウントなのかが一目で分かるようになっています。企業アカウントだからといって当たり前のように企業ロゴを使うのではなく、誰に何を発信しているアカウントなのかが分かるアイコンにすることがとても重要です。
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Instagramアイコンの登録・変更方法と注意点
Instagramアイコンの登録・変更はとても簡単で、いつでも行えます。アイコンの作成にあたって注意したい事柄もあるので、そのポイントを確認のうえ操作しましょう。
Instagramアイコンの登録・変更方法
Instagramアイコンは、プロフィール編集の画面で登録・変更ができます。
- Instagramアイコンとして使用する画像を作成します。作成にあたっての注意点を次項で解説しますので、確認のうえ作成しましょう。
- Instagram画面右下にある丸枠のアイコンをタップし、プロフィール画面を開きます。
- 「プロフィールを編集」をタップします。
- 「写真やアバターを編集」をタップします。
- 写真を選択し、画面の流れに沿って登録を完了します。なお、iPhoneの場合はその場で写真撮影して使用することもできますが、企業アカウントの場合は事前に作成しておく方が良いでしょう。
Instagramアイコン作成にあたっての注意点
Instagramアイコンは、下記のポイントを意識して作成しましょう。
- 丸枠として切り取られることを想定して作成する
- 文字や画像を識別できるように作成する
- カラーを意識して作成する
丸枠として切り取られることを想定して作成する
Instagramアイコンは、丸枠の形で登録されます。四角などで作成した場合は、丸枠で切り取られたときに必要な画像がカットされないように作成しましょう。
また丸い形でアイコンを制作した場合、中心点がずれると円が綺麗に枠に入らないこともあるので、その点にも注意が必要です。画像編集アプリを使う場合は、正方形をベースにすると作りやすいのでおすすめです。
文字や画像を識別できるように作成する
Instagramアイコンは、場所によっては小さく表示されます。そうなった場合にもなるべく文字や画像が識別できるよう、文字や画像はできる限り大きいサイズで作るのがおすすめです。事前にスマホで拡大縮小してみて、見え方を確認してから登録すると良いでしょう。
カラーを意識して作成する
一般的に、アイコンは原色に近い色や濃い色の方が目立ちやすく、認識してもらいやすい傾向があります。例えば、白背景+カラー文字というアイコンを使用するのであれば、カラー背景で白抜きの文字の方が目立つこともあるでしょう。そのようなことを想定したうえで、コーポレートカラー等との兼ね合いで決めることをおすすめします。
インスタ用アイコンの選び方・作り方まとめ
この記事では、企業アカウントでInstagramアイコンを登録する際の基本的な考え方や注意点を紹介しました。
Instagramアイコンは、プロフィール画面だけでなく、投稿のページなどにも表示される重要な要素です。なんとなく登録したままにしているという人は、今一度アイコンを見直し、どうすると良いのかを検討してみましょう。
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