少ないリソースでバズる投稿を見極める!
〜moribusで創る認知層にリーチするための投稿〜

お客様情報

会社名 株式会社秋山住研
所在地 〒673-0405 兵庫県三木市平田120-1
業種 建築・不動産(注文住宅、リフォーム、不動産売買)
URL https://www.aki-jyu.com/

Instagramを活用して集客施策に注力していく中、継続的なアカウントの成長を実現するために、注文住宅の販売を手がけている株式会社秋山住研さまにmoribusをご導入いただきました。
今回は、マーケティング業務全般を担っている千根様にmoribusの活用やパフォーマンス、今後の展望についてお話しを伺いました。

インタビュアー:AIQ株式会社 山本統哉

山本:この度はインタビューの機会をいただきありがとうございます!本日は導入いただきましたインスタ運用支援ツール「moribus」についてお話しを伺えればと思います。早速ですが、貴社の概要や千根様の役割について改めて教えていただけますでしょうか?

千根様:ありがとうございます!現在弊社のメイン事業は注文住宅の建築と不動産が柱になっております。兵庫県の三木市にありまして、2022年で43期目を迎えます。10年前の2012年からどんどん売上規模も増え続けており、これからも成長を続ける会社です。
そんな会社の中で、わたしはマーケティング業務全般を担っており、集客全般に加えてブランディングも担当しています。

山本:幅広く担当されているのですね!その中で今力を入れられている施策はありますか?

千根様:住宅なのでやはりイベントがメインになります。展示会集客の戦略を練ることが直接来場者数や販売数に直結するので、注力している施策です。イベント集客の手法としてはオフライン施策であるチラシであれば、配布数や配布エリアを企画、オンライン施策ではWeb広告やYoutube動画、SNSを活用したりといろんなことを試しています。
例えば、ロードサイドの看板や住宅情報誌の掲載とウェブ広告を組み合わせることで、集客数を最大化できないかとか。
Instagramもその施策の一手法です。

山本:たしかに集客と一言で言ってもいろんな手法がありますね。そんな集客施策の中でなぜSNSを始めようと考えられたのでしょうか?

千根様:現在もWeb媒体というよりはチラシや看板といったリアル集客の方が効果が出やすい傾向ですが、ただ現在はチラシを見ただけですぐにお電話いただくケースが少なくなっていると思います。チラシを見て、会社名や展示会場をWeb・SNSで検索してから来場を判断するケースが多くなっているので、実はWeb・SNS施策こそ重要な施策になりつつあります。

実は弊社は住宅展示場で特色を出すために南欧風のデザインでモデルハウスを展開していたことがありました。そのおかげで「かわいい家を建てるなら秋山住研」という一定のブランドを獲得することができており、実際弊社のHPへのアクセスの半分ぐらいが指名検索です。
ただこの「かわいい家」というブランドイメージに囚われ、検討候補にも入れてもらえていないユーザーも数多くいると思っています。この流入ユーザーに向けて「かわいい住宅だけではなくいろんなデザインができる会社」を打ち出すにはSNSが適任だと考えています。
そのSNSのなかで初めに取り組んだメディアがInstagramでした。

本格的に取り組み始める前にもInstagramを運用していたのですが、その時点でフォロワーが500-600名ほどいたので、使わない手はないなと。そこからInstagramを皮切りにYouTube運用を始めたりとSNS施策に力を入れ始めました。

山本:会社としてもSNSに注力する方針ということですね。

千根様:会社のブランド戦略でも来場施策でもSNSはもう欠かせないですね。定着したブランドイメージを変えるために、社名を変更したりHPを大きく変えるのは大きなリスクが伴います。それこそ「どこの会社だっけ?」とハレーションを起こす要因になります。
故に、SNSで繋がっているユーザーから投稿する写真やクリエイティブイメージのアップデートを行う必要があります。
つまり”秋山住研”を知っている状態で、「こんなこともできるんだ」をどんどん増やしていくということです。
そういった活動から、SNSで認知から来場予約までのファネルを網羅できるようになったと思います。

山本:好循環で施策が回っているということですね。貴社はSNSでもInstagram、YouTubeの2メディアを運用されていると思いますが、それぞれどのように活用されてますか?

千根様:Instagramは情報収集層に認知をしていただくことを目的としています。YouTubeはお客様の声やオーナーの思いなどを伝えるコンテンツがあるので、過去展示会場に来場していただいている方が他社様と比較検討していただく段階で見られているケースが多いですね。YouTubeの方は正直まだまだ活用しきれていないので、認知から比較検討の間を埋めるフェースにも役立てていきたいです。

山本:どんどんSNSを活用する場面が増えていく感じですね。SNSの運用体制はどのような感じですか?

千根様:基本はわたし一人です(笑)ただカメラマンはフォトスタジオを運営しているカメラマンに依頼しています。
映える撮影の他に動画も依頼しておりまして、クリエイティブ関連は全てお任せです。カメラマンから上がってきた素材をわたしが選定し、加工などの調整を行い、moribusで傾向を見ながら投稿。
写真の調整はカメラマンが事前に行ったうえで納品してくれるので、加工と言っても文字入れとサイズ変更ぐらいですね。

山本:なるほど!では、投稿したあとの数字の振り返りも千根様がお一人でやられているんですね。

千根様:いえ、そこは御社CS(カスタマーサクセス)担当の浅井さんにも尽力いただいてます。いつもありがとうございます!
CS担当との振り返りは毎月1回ですが、毎回1個以上の気づきがあるのも嬉しいです。
どういう発信をしたら受けるのか?画像加工ってどうやるのか?などわからなかったことを振り返りで知れる・確認できるので、ベースメーカー的なポジションで併走してくれています。
moribusを導入してなければ振り返りもせずに投稿していただけになっていたかもしれませんね。

山本:ありがとうございます!moribusを導入いただき、振り返り含め御社にとって良い形で進められていて安心しました。ちなみにmoribusを導入する前に感じていた課題やお困りごととかはどういったものがありましたか?

千根様:大きく分けると2つの課題がありました。1個目はやはりハッシュタグの選定です。何を軸に選定すれば良いのか?やハッシュタグ候補の検索ボリュームを検索する選定工数が取れないといった問題から、”なんとなく”つけている状態でした。
2個目は投稿に対する効果検証です。たまに投稿がバズった際に、なぜバズったのかまで詳細に分析ができず、説明を求められても再現性を説明できないでおりました。

山本:たしかにこの課題2つを抱える企業様は多い印象ですね。投稿にはどれほどの工数が掛かっていましたか?

千根様:テキストを考えるのに30-40分は掛かっていたと思います。投稿の最後にハッシュタグを無作為に並べたくなかったので、まず利用するハッシュタグを書き出してから、投稿テキストに落とし込むという手順だったことも時間を要していた要因かもしれません。
moribus導入後はハッシュタグ選定の工数が大幅に削減できたので、その分写真のクリエイティブに時間を割けるようになりました。Instagramのアルゴリズムでどこに主役を置いて認知してもらうと良いのかなど考える時間が増えましたね。

▲「moribus」のハッシュタグレコメンド機能

山本:いいですね!分析と改善により注力できるようになったということですね。2つ目に挙げていただいた効果検証については当時はどのような形で実施されてましたか?

千根様:当時は分析ツールを入れておらずスプレッドシートでの管理を試みたのですが途中で挫折してしまいました。投稿ごとにハッシュタグを書き出して有効データを見つけようと思ったのですが、かなり時間が掛かってしまいそこに割くリソースの確保ができませんでしたね。
この問題もmoribusを導入したことで、分析するための数字が非常にわかりやすくなりましたので、レポートの納得性も向上しました。
振り返りの際に1ヶ月分の数字をまとめて共有してもらい、傾向を一緒にディスカッションすることで勝ちパターンの投稿が少しずつ見えてきたり、試そうと思っていた施策に時間を割くことができるようになりました。

山本:PDCAを回すサイクルができてよかったです!実際この2つの課題を解決するためにmoribusを検討いただいたと思いますが、moribus導入の決め手はなんでしたでしょうか?

千根様:ここは機能面ではなくて、ご提案の際に共有いただいた広告を掛けた時に得られるIMP(表示回数)とツールを使って投稿したコンテンツから得られるIMP数を比較する考え方に新しい気づきを得たからですね。広告をかけた方が低単価でIMP数獲得できるし、数字も明確にわかるメリットがある一方、moribusのようなツールを使って得るIMP(表示回数)のメリットもあるなと提案時に気づいたことで、導入後にはもっと気づきを得られるのでは?ちゃんと費用対効果が出せそうだという思考になったことが大きいです。

山本:その提案者はわたしなので、すごく嬉しいです!上記のような検討を経てmoribusを導入していただきましたが、その後如何でしょうか?

千根様:フォロワー数は着実に伸びており、ここ半年でも1,000人ほど増えています。ただ広告も実施しているので、広告+moribusの複合的な成果だと捉えています。
その他、ハッシュタグ経由でのIMP(表示回数)、リーチ数は安定して増えてきています。
これもトライアンドエラーなのですが、再現性を持って5桁リーチに達するケースも増えてきました。
従来までは”たまたま”だったのが”狙って”リーチを伸ばせることに手応えを感じています。

山本:ハッシュタグで着実な成果が出ているのですね!

千根様:はい、ここはmoribusを導入した結果だと思います。
また展示会場の来場予約認知媒体にも変化が起こってます。
従来はほぼ看板で認知を取ることが多かったのですが、今では認知のきっかけがほぼInstagramです。
HPへの来訪きっかけや展示会に来場されるまでにInstagramを見てくれているユーザーは9割近くもいるので、住宅選びのフローの中で「Instagramでチェックする」が標準になりつつあるのかもしれませんね。

山本:9割近くはすごいですね!Instagramがより重要になっている中、分析と改善施策でmoribusがコアになっていることがわかって非常によかったです。最後に、AIQに期待することなどあればなんなりとお申し付けください!

千根様:機能面で言えば、ハッシュタグのレコメンド周りがさらに充実されるといいなと思っています。
住宅系のInstagram企業アカウントは施工事例を投稿することが多くなってしまうので、結構ハッシュタグの選定で迷うケースもあります。例えば、過去の投稿履歴の傾向からおすすめのハッシュタグが絞り込まれ、その関連するハッシュタグの一覧が出るとよりわかりやすくなりますね。秋山住研のアカウントに対するハッシュタグレコメンドは今も見れるので、さらに秋山住研が投稿している写真の分類に対するレコメンドができると嬉しいです。
インスタグラマーの投稿を見ても、LDKの投稿で天井材や壁のカラーは何か?といった投稿が人気なので、業界ならではの運用ノウハウが機能に反映されるとさらに運用しやすくなると思います!

山本:たしかに便利になりそうな機能ですね!社内にフィードバックします!
引き続き、ご支援させていただきます!
本日は貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました!

matchencer saas

アイログ編集部
インスタ運用のお役立ちメディア

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