認知から問い合わせまでをインスタ運用で実現
〜指標を可視化するmoribus活用方法〜

お客様情報

会社名 ファニチャーメーカー株式会社
所在地 〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-28-6 いちご西参道ビル1階
業種 オーダー家具の制作・販売
URL https://furnituremaker.co.jp/

Instagramを活用して集客施策に注力していく企業が増える中、継続的な企業アカウントの成長を実現するために、オーダー家具の企画から販売までを手がけているファニチャーメーカー株式会社さまにmoribusをご導入いただきました。
今回は、マーケティング業務全般を担っている大瀧様にmoribusの活用やパフォーマンス、今後の展望についてお話しを伺いました。

インタビュアー:AIQ株式会社 後藤孝幸

後藤:この度はインタビューの機会をいただきありがとうございます!本日は導入いただきましたインスタ運用支援ツール「moribus」についてお話しを伺えればと思います。早速ですが、貴社の概要や大瀧様の役割について改めて教えていただけますでしょうか?

大瀧様:ありがとうございます!弊社はオーダー家具の制作と販売を行っている会社です。
ただ通常の造作家具とは異なり、「ドゥーマンズ株式会社」が開発している”ファニチャーメーカー”というシステムを活用したオーダー家具の企画・販売を行っています。
ファニチャーメーカーとは、簡単に言えば設計・制作を一気通貫に簡単にオーダー家具を制作できるシステムです。
オーダー家具で一番費用が掛かるのは人件費と言われています。
設計や図面制作など、一般的に工数が掛かる箇所をシステムを活用することで、大幅に削減することができます。

後藤:ありがとうございます!今やオーダー家具を探すにはインスタは欠かせないツールだと思いますが、貴社がInstagramに注力しはじめたきっかけはどのような理由だったのでしょうか?

大瀧様:Instagramに注力する前はインターネット広告が主流だと考えており、Google広告を中心に集客を行っておりました。しかし一昨年に行ったお客様アンケートで認知場所として”Instagram”と回答する方が7〜8割と非常に多く、もしかしたら検索媒体としてはInstagramが今は主流なのではないか?という点に気づいたのがきっかけです。
Instagramには過去の事例を写真2-3枚ほど投稿していただけだったのですが、そこで興味を持ったというお客様が多かったことから、Instagramの集客に注力し始めました。

後藤:かなりの多くのユーザーがInstagramを見られていたのですね!ちなみにInstagram以外のSNS施策などは試されましたか?

大瀧様:Instagram以外には、Facebookやピンタレスト、Twitterなどを試したりもしましたが、片手間での運用だったこともあり注力して運用するまでは至りませんでした。やはり継続した運用が他SNSでは重要だったこともあり、当時のリソースではやりきれない部分が多かったと思います。
その点、Instagramは一度写真をアップするだけでもリアクションも大きかったことでInstagramに注力する判断になりました。

後藤:たしかにSNSは投稿してからの新鮮さが重要だと言われてますね。そういう意味では過去投稿からのリアクションも大きかったということでしょうか。

大瀧様:その通りですね。フックになるのは新しい投稿ですが、プロフィールURLから過去投稿も見てもらって興味を持っていただくなど、回遊するという面も優れていたのではと思います。
Twitterで過去投稿まで追ってみるケースってInstagramほど多くないのではと思っており、結構1ツイート勝負になってしまうが、Instagramは新しい投稿がさほど刺さらなくても過去投稿で一つでも刺さるものがあればリアクションしてもらえるといった違いはありますね。

後藤:投稿の回遊といった意味ならたしかにInstagramが優勢かもしれませんね。

大瀧様:また当時はあまりInstagramにコメントを利用しておらず、写真をアップするだけという取り組みやすさもありました。テキストなど考える工数もかけずに手軽に運用できたことが非常に大きかったと思います。

後藤:なるほど!取り組みやすさも相まって注力され始めたInstagram運用ですが、現在はどのような体制で運用されていますか?

大瀧様:運用を始めた当初は3名でしたが、今はマーケティング担当も加えた6〜7人体制になっています。
Instagram投稿に使用する写真素材は営業担当が納品の際に撮影させてもらったデータを共有ドライブに格納してもらい、マーケティング担当が写真を選び投稿企画を立てるフローです。
新築物件に納品するケースが多いので、生活感はありませんがその分商品の見せ方みたいなところはダイレクトに伝わるのではと思います。

また当時と比べて投稿頻度も増えたので、新しい投稿の方向性をディスカッションしたりと、新しいことにもチャレンジできるようにもなりました。

後藤:貴社アカウントを拝見すると、素敵な写真が多いですね!ここからのリアクション数って実際どれくらいでしょうか?

大瀧様:Instagramは週に2-3回投稿しており、各投稿での平均いいね数が30-40件、平均保存数が20-30件、1投稿につき平均フォロワー数5-6人増加イメージです。
実際ここから3件ぐらいのお問い合わせに繋がっていると思います。

後藤:コンスタントにInstagramでタッチポイントの創出から問い合わせに繋がっているのですね!1投稿あたりのリアクションも大きいと思うのですが、広告なども活用されておりますでしょうか?

大瀧様:はい、広告も活用してます。コストとしては月に10万弱ぐらいでしょうか。
過去の投稿でリアクションが良かったものを広告素材として利用してますね。
今は広告素材はそんなに頻繁に変更したりはしませんが、今後は広告戦略もしっかり立てたいと考えています。

後藤:ありがとうございます!Instagram運用により注力していることがわかりました!そんな中、弊社のインスタ運用支援ツール「moribus」を導入いただきましたが、導入に至るまでに感じていた課題、導入の背景を教えてください。

大瀧様:課題としては、投稿してみた結果「どうだったのか?」が明確にわからず、”なんとなく”運用になっていたことです。投稿のゴールが問い合わせですが、この投稿〜問い合わせまでの中間点が全然見えず、どういう点が評価されていたのか、強みだったのか等を可視化するにはインサイトから全ての数字を出力して分析して…と膨大な工数が掛かりリソースが割けずにいました。

moribusの導入背景は、投稿別のリアクションや投稿を見たユーザーの行動、見るべきKPIはどこかが明確化することでした。
弊社が見たかった細かい情報がmoribusで可視化できるので、それに伴って我々のアクションも変わってきたところです。

後藤:moribusで分析に必要な工数を大幅削減できたということですね!いろいろデータが見えてきた中で、貴社が一番重要視しているKPIは何ですか?

大瀧様:重要視しているKPIは2つあって、一つ目はIMP(表示回数)です。オーダー家具という商品の特性上、ほとんどが新規のお客様(一見さん)です。
とすると、どれだけ多くの人に広げられるか?が重要になってきます。

二つ目は保存数です。
保存数が多い=気になる商品、投稿の質が良いと捉えると、保存数が多い投稿はより多くのユーザーにも刺さると仮定できます。

この二つの指標を追いながら、ABテストをmoribusで繰り返していくことで、「お客様の選択肢に弊社の商品がある」ことを創出できればと考えています。

▲「moribus」のハッシュタグレコメンド機能

後藤:引き合い数をKGIとすると、リアクション(質)を確認する保存数と表示回数(量)を確認するインプレッション数がKPIなのは納得です!
moribusで課題と感じていた点が解決されたと思いますが、導入後いかがですか?

大瀧様:弊社からいろいろと意見させていただくケースも多いですが、毎回素早く対応いただいてます。「ここを改善しました!」とか「ここは◯◯です!」といったレスポンスが早いので、非常に頼りになります!
機能もどんどん進化しているので今後が楽しみです。

後藤:ありがとうございます!moribusは毎月機能アップデート・改修がありますが、貴社に刺さった機能とかはございますか?

大瀧様:運用機能の月次サマリレポートは完成度が非常に高く重宝しています。
我々が追っている投稿毎の分析やKPIがわかりやすく出力されるので分析にも利用できますし、さらに経営会議でもそのまま利用できるので、大幅な工数削減になっています。

後藤:当初の目的でもある分析工数削減に貢献できてよかったです!最後になりますが、AIQやmoribusへの要望などがあれば是非なんなりとお申し付けください!

大瀧様:追加機能というよりは投稿比較する画面の一覧性を向上したりと、好きな項目に並び替えできるようにするなどのUI・UXの部分がさらに磨かれると、さらに使い勝手がよくなると思います。

あとは…あえて言えばですが、弊社からの質問に対して良し悪しを判断いただくケースが多い印象です。Instagramの投稿や広告に関して知見が少ない中、不安で運用している部分もあるので、AIQ社の持つ知見をもとに具体的に運用の仕方とか広告の出し方などのアドバイスをいただけると大変嬉しいです。
明確な答えがないのは承知しているのですが、もっとAIQの「我」を出してもらえると良いと思います。

後藤:承知しました!弊社も多くの企業アカウントの成長をサポートしておりますので、引き続き有用なアドバイスができるよう心がけたいと思います。
以上となります、本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!


matchencer saas

アイログ編集部
インスタ運用のお役立ちメディア

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