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【保存版】Instagramの拡散テク完全マニュアル!認知拡大&CV獲得!

【保存版】Instagramの拡散テク完全マニュアル!認知拡大&CV獲得!

Instagramは、現代のビジネスにおいて欠かせないマーケティングツールの一つです。かつては拡散力が低いとされていましたが、アルゴリズムの進化や新たな機能の登場により、拡散力のあるSNSへと変貌を遂げました。

本記事では、Instagramで投稿を効果的に拡散し、認知拡大とコンバージョンに繋げるための施策をご紹介します。

インスタ拡散力はアルゴリズムの進化で「バズる」可能性

かつてInstagramは拡散力が低いとされてきましたが、現在の状況は大きく変わっています。「バズる」(急速に拡散される)投稿が増加しているのです。

アルゴリズムの進化と拡散の多様性について

近年のInstagramは、一つの個別アルゴリズムではなく、「フィード」「リール」「発見タブ(Explore)」など各機能ごとに異なるアルゴリズムが動作しています。 これらはすべてAIによるデータ解析に基づいており、ユーザー間の興味や行動パターンに合わせて最適化されています。 以前のようなフォロワー中心の時代は終わり、「本当に興味を持ちそうな投稿」が積極的にフィードや発見タブ、リールで表示される仕組みです。

特にリールや発見タブの役割が拡大

直近のリールや発見タブは、フォロワー以外の非フォロワーにもコンテンツを優先的に届ける設計となっており、オリジナル性や初動3秒の視聴維持率が重視されています。 特にリールは、「どれだけ多くの人にシェア(DMやストーリーズ)されたか」が大きな評価指標となり、シェアの多い投稿は非フォロワー層にもリーチしやすくなります。

投稿を拡散する6つのテクニック

Instagramで投稿の拡散を狙うためには、様々な工夫が必要です。ここでは、効果的な拡散を実現するための6つのテクニックを解説します。

インスタ投稿を拡散する6つのテクニック

1. 効果的なハッシュタグの活用で流入増

投稿の拡散力を高めるには、ハッシュタグの活用が不可欠です。ハッシュタグは「#」の後にキーワードを付けて投稿するもので、タグを使って検索できる仕組みです。
適切なハッシュタグで、そのキーワードに興味関心を持つユーザーに投稿を見てもらえる可能性が高まります。Instagramではハッシュタグからの流入が非常に多いため、重要なテクニックの一つと言えます。
現在のInstagramにおけるハッシュタグ活用は、「数より質」「戦略的な検討」が主流となっています。昔のように大量のハッシュタグをつければ拡散できる時代は終わり、アルゴリズムや検索機能の進化に合わせて、少数精鋭・検討なタグ選びが求められるようになっています。

最新を踏まえたハッシュタグの活用ポイント

  • 3〜5個の関連性が強いハッシュタグを厳選
    Instagram公式では3〜5個のハッシュタグをつけることを推奨しています。むやみに数を増やすのは逆効果となりやすく、ニッチで業界特化のハッシュタグ、ブランド固有・地域特化・流行・イベント系など、狙いたい層に刺さるハッシュタグを組み合わせて使うのが効果的です。
  • ビッグ・ミドル・スモール(投稿数の多寡が異なるタグ)のバランス活用
    投稿数が多いハッシュタグは多くの人が閲覧するため、露出が増えれば大きな認知拡大効果が期待できます。しかし、検索数が多いハッシュタグは競合も多いのが実情です。競合が多いビッグキーワ-ドからニッチなキーワードの組み合わせのスモールキーワードを組み合わせを検討するで、広くも深くもリーチできます。
  • ビッグタグ(例:#food、#fashion)は膨大な投稿数で流れやすい一方、認知拡大のエントリーになります。
  • ミドルタグ(例:#tokyofoodie、#minimalstyle)は中規模の投稿数(1万~50万程度)、競争が程良く露出も狙える。
  • スモールタグ(例:#東京ランチカフェ2025)はかなりニッチな層やコミュニティへのアクセスに有効です。
  • キーワード選定はSEOの視点で
    ハッシュタグもSEO対策の一部と考え、検索量や競争率、トレンドなどをInstagram分析ツールで調査しましょう。ブランド、商品、地域、業界、イベントなど多角的にハッシュタグのキーワード候補を出し、過去投稿の数値分析を行いハッシュタグの最適化をしましょう。
  • キャプション内への自然な挿入が推奨
    ハッシュタグはキャプション本文に自然な形で含めると検索順位が上がりやすいとされます。
  • 禁止タグの回避と検証・アップデート
    Instgramにはハッシュタグに使用を禁止されている禁止タグがあります。誤って禁止タグを使用してしまうと、シャドウバンというペナルティを引き起こし、投稿が誰にも見られなくなってしまう可能性があります。禁止タグは避け、定期的に禁止タグの調査や調整を行いましょう。

2. エンゲージメントの強化で評価向上

Instagramの拡散力を向上させるためには、エンゲージメントを高めることが非常に重要です。フォロワーや他のユーザーとの積極的なコミュニケーションが、投稿の露出を増やす鍵となります。

コメントやDMへの返信・「いいね」のリアクションを積極的に行うことで、フォロワーとの関係性が把握され、Instagram側に「親密度の高いアカウント」と認識されやすくなります。 その結果がフィードや発見タブ、リールなどで優先的に表示され、リーチ増加につながります。

また、ストーリー機能の質問スタンプや投票スタンプ、さらにはインスタライブなどを活用することで、フォロワーからのアクションを得やすくなり、より深いつながりを築くことができます。

3. リポストとUGC活用で拡散促進

他のユーザーの投稿を自分のアカウントで再投稿する「リポスト」は、拡散を促進する有効な手段で、新たなユーザーの流入機会を増やすきっかけになります。

また、ユーザーが自社の商品やサービスについて作成したコンテンツUGC(User Generated Content)を、企業アカウントでリポストすることも有効です。消費者が作成した投稿は口コミと同様の効果が期待でき、企業の宣伝に繋がります。

なお、投稿をリポストするには外部ツールが必要でしたが、2025年8月にInstagram内に新機能として実装されました。

Instagram「リポスト」機能のアップデート概要

  • リポスト専用機能が追加
    他人のリールや投稿を、自分のフィードやプロフィールにリポスト可能になりました。
  • 24時間で消えない
    ストーリーのリポストとは異なり、フィード内のリポストは24時間で消えずプロフィールに残り続けます。
  • リポスト専用タブが登場
    自アカウントのプロフィールに「リポストだけが並ぶ」タブが追加されています。
  • 投稿主にすべての評価が還元される
    リポストされた投稿のいいね・コメント・再生数などは元の投稿者にカウントされます。
  • テキストで感想を添えられる
    リポスト時に自分の言葉で紹介文を追加することが出来ます。
  • 他人のフォロワーにも届く
    投稿がリポストされることで、元の投稿者をフォローしていない人のフィードにも表示される可能性があります。

4. ストーリー更新で接触機会の増やす

Instagramの「ストーリー」を積極的に更新することも、拡散力を高める上で非常に重要です。ストーリーは24時間で自動的に削除される気軽さから、フォロワーがこまめにチェックする傾向があります。

ストーリーを積極的に更新することで、フォロワーとの接触機会が増え、より多く表示させられる可能性が高まります。さらに、ストーリーの「質問スタンプ」や「投票スタンプ」の機能を活用することで、フォロワーからのアクションを得やすくなり、より深いつながりを築くことができます。

また、ストーリーに「ハッシュタグ」「場所タグ」をつけたり、「スワイプアップリンク」を活用したり、他のユーザーとのコラボレーションを行ったりすることも、ストーリーを通じた拡散方法として挙げられます。

5. 他のSNS連携でリーチの母数を増やす

Instagramは、X(旧Twitter)やFacebook、YouTube、TikTokなど、様々なSNSとの連携が可能です。他のSNSと連動させることで、より多くの人にリーチを広げることができます。

コンテンツの拡散
Instagramに投稿した内容をFacebookやXなどでシェアすれば、それぞれのプラットフォームのフォロワーにコンテンツが拡散される可能性があります。

新たなユーザーの流入
YouTubeやTikTokなどのプラットフォームと連携すれば、Instagramでは接点のなかったユーザーの流入も期待できます。
特にTikTokは若年層を中心に人気のSNSであり、拡散力が高いと言われています。InstagramのリールをTikTokにも掲載することで、Instagramへの流入が期待できます。この流れでリーチやフォロワーを獲得できれば、Instagramのアルゴリズムにも注目され、Instagramでの拡散確率が上昇する可能性もあります。

運用効率の向上
SNSを連携させれば、一度の投稿で他のSNSにも反映されるため、運用効率が向上します。

6. インサイト分析で露出の最大化

Instagramは、投稿する時間帯が拡散力に大きく影響します。自社のターゲット層がInstagramを活発に利用している時間帯に投稿すれば、より多くのユーザーに投稿を見てもらえる可能性が高まります。

一般的にユーザーが活発な時間帯としては、以下の時間が挙げられます。

7~8時:通勤・通学時
12~13時:昼休憩・ランチタイム
19~22時:ゴールデンタイム(仕事や家事が終わった後)
週末の夜休日の昼間

しかし、これらの時間は一般的な傾向であり、自社のターゲット層の活動パターンと異なります。
そのため、Instagramのインサイト機能を活用して、自社のフォロワーが最もアクティブな時間帯を分析し、その時間を狙って積極的に投稿することで、インプレッションを最大化することが効果的です。

AIQが提供するInstagram分析ツール「Moribus」では自社アカウントのフォロワーがアクティブな活動時間を分析して、閲覧を最大化できる時間帯に狙った投稿戦略の策定が可能です。

「バズる」アルゴリズムと見るべき指標

Instagramで投稿を「バズらせる」ことを目指すなら、Instagramのアルゴリズムを深く理解することが不可欠です。アルゴリズムがどのように投稿の表示順を決めるのかを知ることで、効果的な運用が可能になります。

1. フィードやストーリーズの表示順を決める指標

Instagramの表示に関するアルゴリズムを理解していれば、投稿の配信をコントロールし、フォロワーの行動パターンに合わせて最適な投稿を行うことが可能になります。ただし、アルゴリズムは日々変化する可能性があるため、常に最新の情報に気を配ることが重要です。

Instagramにおけるフィードやストーリーズの表示順を決める指標は、主に以下の3つと言われています。

フィードやストーリーズの表示順を決める指標
  • 関心度
    過去に「いいね」「コメント」「保存」「長時間閲覧」などポジティブなアクションを起こした投稿ジャンルやアカウントに似たコンテンツが表示の優先対象となります。 特に「視聴時間」の長い投稿やカルーセル・動画など、ユーザーが滞在しやすい形式の評価が上昇中です。
  • 親密度
    フォロワーや頻繁に交流のあるユーザーとの関係性を重視しています。コメントやDMのやり取り、投稿閲覧・保存回数、ストーリーズへのリアクションや返信など「深い関わり」を示す行動が多いほど、そのアカウントからの投稿がフィードやストーリーズで上位に表示されやすくなります。
  • 鮮度
    新しい投稿が優先的に表示されるシステムも採用されています。情報が溢れる現代において、より新しい、鮮度の高い情報が求められるため、投稿のタイミングも重要です。

最新のアルゴリズムはカルーセル投稿の評価が上昇

最新のInstagramのアルゴリズムとして「カルーセル投稿(複数画像/動画)」の評価が大幅に上昇しています。スワイプ回数など滞在時間も伸びる投稿形式がアルゴリズムに好都合のため、単一画像よりも複数枚構成の方が拡散しやすい状況です。

2.「発見タブ」「リール」の掲載条件

また、投稿を広範囲に拡散させるためには、フォロワー以外のユーザーに投稿を見てもらう機会を増やす必要があります。
その大きなチャンスとなるのが「発見タブ」と「リール」で、最近は、ここから「バズる」投稿が急増しています。

「発見タブ」「リール」の掲載条件

発見タブは、それぞれのユーザーが好みそうな投稿の一覧です。アルゴリズムによって、ユーザーごとに最適な投稿が並べられます。

リールは、最長90秒の縦動画を作成・投稿・発見できる機能で、短い動画をスクロールするだけでサクサク閲覧できます。

フォロワー以外の「発見タブ」や「リール」に投稿が掲載されやすくするためには、普段から質の高い投稿を継続し、フォロワーのエンゲージメントを高めておき、アルゴリズムに良い投稿であると判断してもらうことが重要です。

3. 投稿の質を測る指標

アルゴリズムが良い投稿であると判断する際に、チェックすべき具体的な指標が2つあります。投稿の質を客観的に評価し、改善に役立てるための重要な手がかりとなります。

アルゴリズムが「良い投稿」と判断する2つの重要指標
  • 保存率
    ユーザーが投稿を保存するということは、後で見返したい、役に立つ情報だと感じた証拠であり、アルゴリズムはこれを高く評価します。
    保存率は「保存数 ÷ リーチ数 × 100」で算出され、3%を超えていると、「発見タブ」や「リール」に掲載され、拡散する可能性が高くなると言われています。
  • ホーム率
    フォロワーが自社の投稿をどのくらいの割合で見たかを示す指標です。ホーム率が高いということは、自社のアカウントがフォロワーから求められていることを意味します。
    アルゴリズムは、「フォロワーに好かれているアカウントであれば、属性が近い他のユーザーにも好かれるだろう」と判断し、発見タブやリールに投稿を掲載する可能性が高まります。
    ホーム率は 「フォロワーからの閲覧数 ÷ フォロワー数 × 100」で算出され、40〜50%あれば、投稿が拡散される可能性があるとされています。

ただし質の高い投稿の継続的な作成が大前提

アルゴリズムに評価され、「バズる」投稿を生み出すためには、アルゴリズムに関連する指標を高める質の高い投稿を継続的に作成することが不可欠です。
ユーザーからのエンゲージメント(いいね、コメント、保存数、シェアの総数)が高い投稿は、アルゴリズムが良い投稿であると判断するため、結果的にリーチの拡大に繋がります。魅力的で有益なコンテンツを定期的に発信し続けることを心がけましょう。

より成果を出すための施策

Instagramの拡散力を最大限に引き出し、ビジネス成果に繋げるためには、基本テクニックに加えてより成果を出すための施策や外部ツールの活用も重要です。

インフルエンサーコラボで認知最大化

インフルエンサーとのコラボレーションは、投稿を拡散し、認知を最大化する上で非常に強力な戦略となります。インフルエンサーの影響力を借りることで、彼らのフォロワー層に効果的にリーチし、自社アカウントへの流入を促すことができます。

Instagram インフルエンサー選定・提案の流れ

インフルエンサー選定・提案の流れ

STEP1:選定基準を明確にする

  • ジャンルの一致
    自社のアカウントのジャンルや提供する商品・サービスに近く、関連性の高いインフルエンサーを選ぶことが重要です。
  • ターゲット層との合致
    自社がターゲットとしているユーザー層から支持されているインフルエンサーを選ぶことで、より高い効果が期待できます。

STEP2:インフルエンサーを探す

インフルエンサーを探すには、専門業者に依頼する方法と、Instagramの検索機能を使って自ら探す方法があります。
例えば、美容系なら「#ビューティーインフルエンサー」といったハッシュタグで検索することで、合致するインフルエンサーを見つけることができます。

STEP3:コラボレーションを提案する

見つけたインフルエンサーには、DMなどでメッセージを送り、具体的なコラボレーションの提案を行いましょう。

投稿内容と統一感を持たせたプロフィールの作成

投稿が拡散されて新規ユーザーがアカウントを訪問しても、アカウントの整備が不十分であればフォローには繋がりません。拡散の効果を最大限に活かし、フォロワー増加に繋げるためには、以下の点に注意してプロフィールページを最適化しましょう。

投稿数を増やす
ユーザーはアカウントをフォローする前に、過去の投稿をいくつかチェックする傾向があります。投稿数が少ないと、ユーザーは「このアカウントはあまり活動していないのか」「どんな内容を投稿しているのか分からない」と感じ、フォローをためらってしまう可能性があります。ある程度の投稿数を確保し、ユーザーがフォローを判断する材料を十分に提供しましょう。

統一感のあるプロフィールページ
プロフィールページには、自社がどのような企業で、どのような情報発信をしており、フォローすることでユーザーにどのようなメリットがあるのかを明確に記載しておくことが重要です。
また、投稿内容だけでなく、フォントや使用カラー、写真の構図など、見た目の統一感を意識することもフォローに繋がる重要な要素です。アカウント全体の印象を整えることで、ユーザーに好感を与え、フォローへと促すことができます。

外部ツールの顧客管理システムの導入

投稿が「バズる」ことで、問い合わせや注文が急増する可能性があります。このような大量のリアクションに対し、一つひとつ手動で丁寧に対応していると、時間効率が悪くなるだけでなく、対応漏れやミスが発生しやすくなります。

興味を持ってくれたユーザーとの関係性を深めるためには、スピード感を持った迅速な対応が不可欠です。このような状況に備え、顧客管理システムの導入を検討しましょう。顧客情報を一元化し、一度に大量のリアクションが求められた際も、ユーザーを待たせることなく、適切な対応を瞬時に行うことを可能にします。パターン化できる対応をツールに任せることで、担当者は人にしかできない個別対応や、Instagramの投稿作成などのコア作業に時間を費やすことができるようになります。

アルゴリズム理解が拡散の鍵

Instagramはアルゴリズムの進化やシェア機能の実装により、投稿が「バズる」可能性が大きく広がっています

効果的な拡散を実現するためには、以下のポイントが重要です。

  • ハッシュタグの適切な活用、ユーザーエンゲージメントの強化、リポストの促進、ストーリーの積極的な更新、他のSNSとの連携、そして最適な投稿時間帯の把握といった基本テクニックを駆使しましょう。
  • Instagramのアルゴリズムが重視する「関心度」「親密度」「鮮度」を理解し、質の高い投稿を継続することが「発見タブ」や「リール」に掲載される鍵となります。特に、保存率3%以上、ホーム率40-50%以上を目安に投稿の質を高める努力が必要です。
  • インフルエンサーとのコラボレーションや、拡散後のプロフィールページの最適化、そして顧客管理ツールの活用といった「他力」を効果的に利用することで、成果を最大化できます。


弊社のInstagram運用支援については、Instagram運用支援のページをご確認ください

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