インスタ運用

インスタグラムでのブランディング完全ガイド|成功させるための5つのポイント

インスタブランディングとは?メリットと成功させる基本を解説#15

皆さんの中には、

「インスタグラムはブランディングに適していると思うけれど、具体的にどうすればいいのだろう」

「そもそもブランディングとはなんだろう」

と疑問に思っている人が多いのではないでしょうか。

この記事では、ブランディングとは何かを解説し、インスタグラムを活用してブランディングを成功させるためのポイントを紹介していきます。

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インスタブランディングとは?

ブランディング-獲得すべき認知

ブランディングとは、企業が自社ブランドの価値や魅力を消費者に伝え、ブランドイメージを確立するための活動を指します。その目的は、消費者に「このブランドの商品が欲しい」と指名される状態を作り出すことです。これを「指名買い」といいます。

例えば、スマートフォンを購入する際に、「どのブランドにしようか」ではなく、「次もiPhoneの新機種を買おう」と、特定のブランドを選ぶのが「指名買い」です。

iPhoneは日本でのシェアが50%を超えるといわれていますが、その本体価格は一般的に10万円以上と高額です。それにもかかわらず、多くの消費者がiPhoneを選び続けているのは、Appleがイメージの良さ、使いやすさ、品質の高さを通じて他の製品よりも優位に立ち、強力なブランドイメージを構築しているからと言えるでしょう。

このように、消費者に選ばれるブランドを築くことが、ブランディングの目指すところです。

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インスタでブランディングをするメリット

インスタでブランディングをするメリット

インスタグラムは、消費者が商品やサービスに出会い、関心を持ち、購入に至るまでのすべての段階で関わることができる強力なSNSです。特に、ブランディングにおいては一貫性が求められるため、その点でインスタグラムは効果的なプラットフォームといえるでしょう。

この記事では、インスタグラムでブランディングを行うことで得られる具体的なメリットについて解説します。

視覚的な訴求力でブランド価値を効果的に伝えられる

インスタグラムは、ブランドイメージを築くのに適したSNSといわれています。その理由は、写真や動画のシェアに強みを持つSNSのため、ブランドや製品の価値、魅力を視覚的に伝えやすいからです。
具体的には、以下のようなメリットがあります。

見込み顧客・潜在顧客に対してブランディングができる

Instagram見込み顧客・潜在顧客に対するブランディング

インスタグラムは、見込み顧客や潜在顧客にアプローチしやすいSNSです。優れたアルゴリズムが組み込まれており、ユーザーの行動履歴に基づいて興味関心を分析し、最適なコンテンツを画面に表示させる仕組みになっているためです。また、インスタグラムでは、フォローしていないアカウントやブランドの投稿も見つけやすく、新しいユーザーに自然に出会う機会が増えるというメリットがあります。

見込み顧客や潜在顧客の興味関心に合った写真や動画を投稿すれば、そのコンテンツが表示される機会が増え、ブランドが広く認知されるようになります。

また、2024年のアルゴリズム変更により、リールが拡散されやすくなりました。見込み顧客や潜在顧客にアプローチする際には、写真や動画に加え、リールを活用することが特に効果的です。

Instagramリールでリーチを伸ばしたい!拡散されやすいリールの作り方

既存顧客に対してブランディングができる

Instagram既存顧客に対するブランディング

インスタグラムは、既存顧客の囲い込みやリピート利用の促進にも適したSNSです。

ロイヤルティの高い顧客に新製品情報をいち早く伝えたり、VIP限定の情報をストーリーズで共有したりすることで、満足度の向上やリピート購入の促進につなげられます。また、商品に関するアンケートを依頼してフィードバックを得ることで、エンゲージメントをさらに高めることも可能です。これらの施策を行うことで、ロイヤルティの高い顧客との関係が一層強固になり、長期的なブランド価値の向上につながるでしょう。

また、関係が浅い顧客に対しても、インスタグラムは効果的なブランディングツールとして活用できます。デザインや演出に工夫を凝らしたリールを活用することで、ブランドの価値や魅力を効果的に伝え、関心を引きつけることができます。継続的な投稿によってブランドイメージや信頼関係が築かれ、結果的にはロイヤルティの向上にもつながるでしょう。

これまでに紹介した施策に加え、ユーザー心理や顧客視点を取り入れたアプローチを活用することで、さらに強固なブランド戦略を構築することができます。ここでは、具体的な例として、心理的アプローチと顧客視点を強化する方法をご紹介します。

心理的アプローチ

購入前の不安を解消するために、「よくある質問」セッションをストーリーズで行う、またはインフルエンサーを活用した製品レビューを投稿することで、顧客の安心感を高め、購買意欲を促進することができます。

顧客視点の強化

顧客からの質問や意見に対し、インスタライブやストーリーズで直接回答することで、透明性が増し、信頼感が高まります。これにより、顧客とのつながりを強化することが可能です。

タッチポイントを作り出せる

Instagram初回購入までのプロセス

インスタグラムを活用することで、顧客との間に多くのタッチポイントを作り出すことができます。タッチポイントとは、顧客がブランドと接触する機会のことです。顧客はブランドと接触するたびにブランドに対する理解を深め、イメージを形成していきます。そのため、ブランディングにはタッチポイントが多いほど効果的です。

例えば、投稿やストーリーズでブランドの世界観を発信したり、リールやライブ配信で製品の使用方法や裏話を共有したりすることで、顧客にブランドの価値を伝えるタッチポイントを増やせます。コメントやメッセージ、ストーリーズで顧客と積極的にやり取りの機会を多く用意すれば、顧客とのつながりが強化され、さらなるタッチポイントの創出にもつながります。

これらの取り組みにより、ブランドの価値や魅力を効果的に伝え、顧客との信頼関係を築くことが可能になります。そしてその積み重ねによって、ブランドイメージが強化されていくでしょう。

インスタブランディングは購買につながりやすい。

SNSで情報接触して購入に至った率(業界別)

インスタグラムは、他のSNSと比べて購買につながりやすいプラットフォームです。

視覚的なコンテンツに強みがあり、商品の詳細や具体的な使用イメージをわかりやすく伝えることができるため、ユーザーの購買意欲を高めやすいのが特徴です。特に、ファッションや化粧品、日用品といったビジュアルでの訴求が効果的な商品において、この効果は顕著です。

さらに、インスタグラムのアルゴリズムは、ユーザーの関心に基づいて最適なコンテンツを表示する仕組みがあるため、新しいユーザーにも効率的にアプローチできる点が優れています。

インスタUGCを活用してさらにブランドリーチが広がる。

UGC活用でのインスタブランドリーチ拡大
インスタグラムは、UGCを活用することでブランド認知を効果的に拡大できるSNSです。

商品を購入したユーザーが体験や商品の魅力を投稿すると、それが次々にシェアされ、ブランドのリーチが広がります。ユーザーが感じた商品の価値や特徴がシェアされ、同じ関心を持つ人々に自然と広がっていくのです。

さらに、UGCを分析することで、顧客がどの要素に共感し、何に魅力を感じているかを把握できるようになります。これにより、新たな潜在顧客の発見にもつながるでしょう。

UGCをうまく活用すれば、ブランドの認知拡大だけでなく、顧客との関係を深め、より効果的なマーケティング戦略の展開が可能になります。

インスタブランディングを成功させる基本

インスタグラムは、ブランドのイメージを視覚的に伝えるのに適したSNSです。しかし、単に投稿を行うだけでは、ブランドの価値を効果的に伝えることはできません。インスタグラムでブランディングを成功させるためには、アカウントの世界観やターゲット層への配慮、投稿後の分析と改善が不可欠です。以下に、そのポイントを詳しく解説します。

1. ブランドの世界観を一貫させる

インスタグラムでは、投稿、リール、ストーリーズ、コメント、DMなど、行動のすべてが顧客やフォロワーとのタッチポイントになります。そのため、アカウントの世界観、つまり、そのタッチポイントにおけるフォロワーの体験が、ブランドの方針に沿っていることが重要です。

例えば、会社の方針が「サステナブルな社会を目指す」というものであれば、インスタグラムでもその方針に基づいた発信をする必要があります。もしもインスタグラムでブランドの方針に合わない世界観を作り上げてしまうと、その世界観に共感するフォロワーが増えるため、ブランドが本来理想としているファン層とはかけ離れてしまう可能性もあるでしょう。

日々の運用はとても大変で、他の仕事が忙しくてインスタグラムに時間をかけられなかったり、ブランドの世界観と合わない投稿を外部から頼まれたりすることもあるかもしれません。しかしそんな時でも、妥協せず、アカウントの世界観を守り続けることが大切です。

2. ターゲットに合わせたコンテンツを発信する

インスタグラムでは、ターゲットを明確に設定し、そのターゲットを理解した上で、その層に向けて投稿することが重要です。これは一見すると当たり前のことに思えるかもしれませんが、実際には難しい課題でもあります。

例えば、高級ファッションブランドのアカウントを運用しているとしましょう。良質な素材を使用し、高品質で他にはないデザインの製品を提供しているため、富裕層やファッションに敏感な顧客に支持されています。

しかし、もしそのブランドが「高品質だけれど手頃な価格」「初めての方限定のクーポン配信中」のように、お得感を前面に出した運用をすれば、本来のターゲットではない層がフォロワーとして集まり、結果的に元の顧客が離れてしまうリスクが生じます。また、インスタグラムで集めた新しい顧客が実店舗を訪れた際に「イメージと違った」と感じる可能性もあり、どちらの顧客も失う危険性があります。

このような場合には、まず既存の顧客か新しい顧客か、どちらをターゲットにするかを明確にする必要があります。そして、決定したターゲットに向けた投稿を一貫して行うことが、ブランドの成功にとって極めて重要です。

3. 一貫したブランドメッセージを伝える

ブランドの理念やメッセージを一貫して伝えることで、ユーザーの共感を得られやすくなります。投稿のキャプションやストーリー、ライブ配信などを通じて、ブランドの価値観や背景をストーリーとして伝えると効果的です。

4. ユーザーとのエンゲージメントを高める

インスタグラムはユーザーとの双方向のコミュニケーションが可能なSNSです。コメントへの返信、ストーリーズでのアンケート機能やDMを活用することで、フォロワーとのコミュニケーションを活発にし、ブランドとの距離感を縮めることができます。

さらに、ハッシュタグやUGCを活用することで、エンゲージメントをさらに強化できます。ここでは、その具体的な活用例を紹介します。

ハッシュタグを活用したキャンペーン例

「#ブランド名」というハッシュタグを活用したキャンペーンやコンテストを開催します。いわゆるハッシュタグキャンペーンです。

ユーザーは、自分の投稿に「#ブランド名」のハッシュタグをつけてコンテンツを投稿します。これにより、ブランド名の露出が増えるだけでなく、ブランド関連の投稿をインスタグラム上で見つけやすくなるというメリットがあります。

さらに、ハッシュタグ付きの投稿をブランドの公式アカウントでリポストすることで、ユーザーは自分の投稿がブランドに認められたと感じます。これにより、ブランドとユーザーとのつながりが強化され、エンゲージメントが高まることが期待されます。

UGCの活用例

ユーザーが投稿したコンテンツを広告クリエイティブに活用する方法があります。

実際に商品を使用しているユーザーが体験をもとに制作したコンテンツは、他のユーザーからの共感を得やすく、購買行動を促進しやすいというメリットがあります。

 

カスタマージャーニーにおけるUGCの重要性

5. 投稿後のパフォーマンスを分析し改善を行う

インスタブランディングを効果的に行うためには、投稿ごとのパフォーマンスを分析し、定期的に改善を行うことが重要です。インサイト機能や外部ツールを使って、どの投稿が効果的だったかを把握し、次回の投稿に反映させましょう。

なお、投稿の分析には、専用ツールを活用するのもおすすめです。

インスタグラム運用ナビゲーションツール「Moribus」は、優れたAI分析機能を備えたツールです。投稿ごとのパフォーマンスを詳細に把握できるだけでなく、それを基にした投稿提案もあるので、活用することで効率的かつ効果的なインスタグラム運用を実現します。

こうしたツールを利用することで、データに基づいた戦略を構築し、さらなる成果を引き出すことが期待できるでしょう。

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まとめ

この記事では、インスタグラムでブランディングを成功させるためのポイントを解説しました。
インスタグラムでブランディングを成功させるためには、アカウントの世界観をブランド方針に統一し、一貫したメッセージを発信することが重要です。また、ターゲットに響く投稿を継続し、分析と改善を繰り返すことで、より多くのファンを獲得できるようになるでしょう。

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