Instagram投稿の使い分けに悩むことはありませんか。
Instagramには、投稿(フィード投稿/カルーセル投稿)、リール、ストーリーの3種類があります。うまく使いこなせれば3種類を効果的に活用できますが、中には「写真か動画かどちらが良いのかが分からない」「3つもあると使い分けができない」と迷ってしまい、使いこなせないと感じている人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、Instagramで人気の企業アカウントの事例から、それぞれの投稿の使い分け方を紹介します。目的に合わせた選択方法もあわせて解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
インスタの投稿方法3種類
Instagramには、以下3種類の投稿方法があります。
- 投稿(フィード投稿/カルーセル投稿)
- リール
- ストーリー
各社が様々な使い方をしていますが、ここでは分かりやすい事例を一つずつ紹介していきます。
投稿(フィード投稿/カルーセル投稿)
投稿(フィード投稿/カルーセル投稿)とは、1回の投稿で最大10枚の写真(画像)を投稿できるInstagramの機能です。カルーセルとは、Webサイトなどでよく見られる、横に並んだ画像を左右に動かせる仕組みのことをいいます。
投稿は、1:1(正方形)、4:5(縦長)または1.91:1(横長)で作成します。下記の事例のように、写真(画像)+テキストの形で商品情報を伝えたい場合などに適した投稿方法です。
この事例にように、テキストを画像の中に埋め込んで分かりやすく紹介している例をよく見かけます。商品をこのように並べて紹介すると分かりやすく、カタログのような使い方もできるのが魅力です。
リール
Instagramリールは、最大90秒のショート動画投稿です。9:16の縦長動画が画面いっぱいに表示されるので、スマホを使って縦長の形で撮影し、そのまま編集して投稿できます。
商品を使っている様子や使い方などは映像と音声で伝えると分かりやすいので、リールで投稿するのがおすすめです。音声オフで視聴する人もいるため、セリフがある場合はテロップをつけると良いでしょう。
ストーリー
Instagramストーリーは、24時間限定で公開される投稿です。9:16の縦長サイズで、写真(画像)でも動画でも投稿可能です。複数のストーリーをつなげるとスライドショーのように次々に切り替わって表示されます。
ストーリーは投稿後24時間たつと消えるようになっているため、企業アカウントでは期間限定情報やイベント告知などに使われている事例も多く見られます。
投稿(カルーセル投稿)、リール、ストーリーの使い方まとめ
映像の縦横比 | 使い方の例 | |
投稿 | 1:1(正方形) 4:5(縦長) 1.91:1(横長) |
例:商品をカタログのように整理して紹介する |
リール | 9:16 4:5(縦長) 1.91:1(横長) |
例:商品を実際に使っている映像を見せる |
ストーリー | 9:16 4:5(縦長) 1.91:1(横長) |
例:期間限定情報を伝える |
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目的別:インスタ投稿の選択方法
ここからは、目的に合わせたInstagram投稿の選び方を紹介していきます。特に伸ばしたいポイントがある時は、3種類の中からその目的に合わせて選択すると良いでしょう。
保存数を増やしたい
保存数を増やしたい時は、投稿(フィード投稿/カルーセル投稿)がおすすめです。
画面右下にある保存ボタン(リボンの形のボタン)をタップすると、投稿が「保存」されます。「保存」された投稿はInstagramアプリの「コレクション」に入るので、必要な時にいつでも見ることができます。
保存数は、その投稿やアカウントの評価を高めるうえで重要な指標の一つです。投稿が保存されるということは、ユーザーがまた見たいと考えている有益な情報ということなので、Instagramのアルゴリズムによって他のユーザーにも拡散されやすくなります。
保存されやすい投稿には、次のような特徴があります。
- 1回で覚えきれないほど情報量が豊富。
- 情報がカタログのように整理されている。
- 簡単に見つけられない情報が載っている。
Instagramの保存については、下記のページでも紹介しています。あわせてぜひご覧ください。
プロフィール写真タップを増やしたい(フォロワーを増やしたい)
Instagram(Meta社)は、プロフィール写真が何回タップされたかを評価指標にしていると発表しています。
プロフィール写真が多くタップされるのは、投稿(フィード投稿/カルーセル投稿)です。
Instagramの仕組みでは、投稿を見て気に入った人はプロフィール画面を見に行き、自己紹介や過去の投稿などを見てフォローするかどうかを判断するようになっています。そのために、投稿を見た人がプロフィール画面に移動するかどうかが重要な指標の一つになっているのです。
リールをバズらせたい
Instagramを業務で利用している皆さんは、「次こそは投稿をバズらせたい」と考えているのではないでしょうか。バズるというのは、投稿が100万人など多くの人に拡散されることをいいます。Instagramでバズりやすいのは、リールです。
リールは、Instagramの仕組みでフォロワー以外の新しい人の多く届くようになっているため、リーチを伸ばしたい人はリールを投稿すると良いということが知られています。Instagram(Meta社)は、特に下記のようなリールを評価すると発表しています。
- 多くの人が、途中でやめずに最後まで視聴したもの
- 「いいね」などの反応の多いもの
- Instagramのアンケートで面白いという評価が多かったもの
フォロワーとコミュニケーションをとりたい
Instagram投稿の中でフォロワーとコミュニケーションをとりやすいのは、投稿(フィード投稿/カルーセル投稿)とストーリーです。
投稿では、キャプションで「○○の人、コメントください」のように呼びかけてコメントを入力してもらい、それに返信する形でフォロワーとコミュニケーションをとっている人を見かけることがあります。最初はコメント入力を躊躇してしまうフォロワーも多いので、コメントしやすい環境を用意してあげるというのは一つの良い方法なのではないでしょうか。
ストーリーでは、アンケートや質問ボックス、お題などの機能を使い、質問に回答してもらう形でコミュニケーションをとることができます。コメントよりもハードルが低く、気軽に回答してもらえるというのがメリットです。
インスタ投稿3種類の使い分け方まとめ
この記事では、Instagramの投稿、リール、ストーリーの3種類についての紹介と、それぞれの活用方法を紹介しました。
Instagramの運用は簡単ではないので、何をどうしたら良いか迷うことも多いでしょう。しかし、現在フォロワーをたくさん抱えているアカウントも、最初から順風満帆だったわけではありません。試行錯誤を繰り返して今の形になっている人がほとんどなので、あせらず、すべきことを一つひとつコツコツと積み重ねてアカウントを伸ばしていきましょう。
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