Instagramプロフィール｜企業の魅力が伝わるアカウント登録のコツ

Instagramでは、プロフィールが重要といわれています。

Instagramユーザーは、良い投稿を見つけると投稿者がどんな人なのかを知るためにプロフィールを見に行きます。そしてそこで「フォロー」のボタンを押すかどうかを決めるため、プロフィールが魅力的に作られているかどうかでフォロワー数も大きく変わるのです。

あなたのInstagramプロフィールは、自分の会社や店舗、あなた自身の魅力が伝わる素晴らしいものになっていますか。もしも最初の登録時に「なんとなく」入力したままになっている場合は、今すぐプロフィールを見直しましょう。

この記事では、企業アカウントがInstagramのプロフィールを作るうえで重視したいポイントについて解説していきます。SNSには多くのユーザーがいるので、チャンスを逃したら二度と見つけてもらえない可能性があります。そのことを念頭に置き、あなたの魅力を十分に伝えられるように編集しましょう。

Instagramプロフィールとは

プロフィールは、Instagramアプリの右下をタップすると表示されるページです。プロフィール写真やユーザーネーム、名前、自己紹介文などが表示されており、その下にはこれまでの投稿のサムネイルがグリッドになっています。

他の人のプロフィールを見たい時は、その人の投稿の上や下に表示されているプロフィール写真をタップすると表示されます。

企業アカウントのプロフィールの書き方

企業アカウントのプロフィールの書き方は、個人アカウントのそれとは少し異なります。項目ごとに書き方のポイントを見ていきましょう。

プロフィール写真

企業アカウントのプロフィール写真には、次のような画像が入っていることが多いかもしれません。

• 企業のロゴ
• 社名
• ブランド名

企業アカウントならそれが当たり前と思われるかもしれませんが、一度、本当にこれらの画像を使うのがベストなのかどうかを検討してみませんか。

プロフィール画像について検討するために、まずはプロフィール画像を設定する目的を考えてみましょう。

Instagramにプロフィール写真を設定する目的

プロフィール写真は、プロフィール画面はもちろんのこと、投稿やリールなどの画面にも表示されます。そして、あなたの投稿を見て気に入った人は、プロフィール写真をタップしてプロフィール画面を開き、どういうアカウントなのかを確認して「フォロー」というボタンをタップします。

つまりプロフィール写真は、いってみれば、あなたの会社の見込み顧客やターゲット層に「タップしてもらうために」設定するものといえるかもしれません。Instagram（Meta社）が投稿の良し悪しを評価する際に「プロフィール写真がタップされた回数」を指標の一つにしていることからも、プロフィール写真はタップしたくなるものであることが重要なのです。

プロフィール写真の決め方

プロフィール写真の目的を確認したら、その視点で改めて自分のプロフィール写真を見直してみましょう。

有名企業の場合は、企業ロゴや会社名が入っているとタップしてもらえる可能性が高まるかもしれませんが、投稿内容によっては別の写真の方が良い場合もあるかもしれません。今使っているプロフィール写真が、見込み顧客やターゲット層の人々に「タップしたい」と思われるかどうかという視点で検討してみることをおすすめします。

ユーザーネーム

ユーザーネームとは、プロフィール画面や投稿の一番上などに表示されるアカウントIDのようなものです。

企業アカウントの場合は、ユーザーネームとして社名（アルファベット）やブランド名（アルファベット）を入れている人が多いのではないでしょうか。しかし、プロフィール写真と同じで、それがベストかどうかをしっかり考えて設定したいところです。ユーザーネームについても、まずは目的から整理しておきましょう。

Instagramにユーザーネームを設定する目的

ユーザーネームについての考え方は色々ですが、例えば次のような目的があるかもしれません。

• アカウントを認識して覚えてもらう
• 投稿を見て興味を持った人にタップしてもらう
• 検索結果に表示される

ユーザーネームを決める際にも、まずは目的をはっきりさせて、それに合うものを設定しましょう。

ユーザーネームの決め方

ユーザーネームの目的を確認したら、自分のユーザーネームが目的に合っているかどうかを改めて見直してみましょう。

具体的には、そのユーザーネームが覚えやすいものか、「他の投稿を見てみたい」「タップしたい」と思われせるものか、ユーザーがキーワード検索をした時に結果に表示されるようになっているかどうかを確認します。

ただし、もしもあなたのアカウントのユーザーネームが目的に合っていない場合でも、ユーザーネームを変えるかどうかは熟考する必要があるでしょう。ユーザーネームを変えてしまうと、これまであなたの投稿を見ていた人に認知してもらえなくなるため、変えない方が良いこともあるかもしれません。状況をよく考えたうえで対処することをおすすめします。

名前

名前は、プロフィール画面でプロフィール写真のすぐ下に表示されるもので、ひらがなや漢字を使うこともできます。企業アカウントの場合は、会社名やブランド名を入れていることが多いのではないでしょうか。

名前を決める際にも、まずは目的から整理して考えると良いでしょう。

Instagramに名前を設定する目的

プロフィール画面を開くと、プロフィール写真のすぐ下に名前があり、とても目立ちます。そのことから、下記のようなことを目的に名前を決める人が多いのではないでしょうか。

• フォローを検討している人に、どのようなアカウントなのかを認知してもらう

目的をはっきりさせてから、改めて名前を検討してみましょう。

名前の決め方

名前には、会社名やブランド名が入っている方が良い場合もあるでしょう。なぜかというと、会社名が入っていると安心感、信用度が高まるからです。ただしその場合でも、会社名そのままで良いのかどうかは検討が必要です。

例えば、上の小田急百貨店のプロフィール画面には「小田急百貨店 コスメ＆ビューティー」と入っています。この場合は、「コスメ＆ビューティー」と入れることで化粧品フロアのアカウントとすぐに分かるため、コスメ好きの人や化粧品に興味がある人の目に留まるでしょう。しかし、「コスメ＆ビューティー」と入っていなければ、コスメ好きの人にはフォローしてもらえないかもしれません。

名前も、プロフィール写真やユーザーネームと同様に、目的を達成するにはどうするべきかという視点で検討することをおすすめします。

Instagramプロフィールのアカウント登録のコツまとめ

この記事では、企業アカウントがInstagramプロフィールの下記の項目を設定する際の考え方について解説しました。

• プロフィール写真
• ユーザーネーム
• 名前

プロフィール画面の自己紹介文については、下記の記事で詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

Instagramプロフィール「自己紹介文」の書き方をマーケティング視点で解説